車輪の国に生きる、眩しくて、強い向日葵の少女達の物語。

車輪の国、向日葵の少女(あかべぇそふとつぅ

やってた時期の日記
あらすじ

初夏。
  
罪を犯すと『特別な義務』を負わされる社会。

罪人を更正指導する『特別高等人』という職業を目指す主人公・森田賢一は、

その最終試験のため、とある田舎町を訪れる。

『1日が12時間しかない』『大人になれない』などといった義務を負う少女たちと学園生活を送るが、

『恋愛できない』少女・夏咲と出会ってから、賢一の歯車が狂いだす。

崖にひっそりと建てられた自分の墓、山間洞窟に隠された父親の遺産が次々と賢一を追い詰めた。

贖罪を問われた男が見た、車輪の国の真実とは……。

――近い未来。

――そう遠くない場所。

正義の象徴である、向日葵に向けて。

※公式サイトより引用・加筆
システム

なかなか良心的な作りです。

セーブは15×10の150個と選択肢でのオートセーブ10個を合わせて160個と超豊富。
シナリオの分岐、及び(ループ?な選択肢を選ばなければ)選択肢自体が少ないので全然足ります。
更にサムネイルと自分で付けられるコメント、さらにはデータ保護の有無まで設定できて文句無し!

その他のシステムも基本的なものは完備してます。

特筆すべきはショートカットキー。
F1〜F12キーまでがセーブやロード、スキップ、オートなど一発で起動でき、
マウスを弄らなくてもプレイできるようになっています。
これは嬉しいんですが……
折角ならそのままマウス使わずにセーブ・ロードできるようにして欲しかった_| ̄|○

あとバグなのか回想モードで使えない(マウスでは可能)のも痛かったですねぇ。

それと起動ディスクが必要なのも痛かった……
なんかうちのPCと相性悪いらしくて電源を入れた後にCDを入れると絶対フリーズするんですよ_| ̄|○


おまけである『Extra』は極普通にCG・えちぃイベント・サウンドの3つがあります。
CGモードのSDキャラが可愛かったです(´ヮ`*)
グラフィック

ややムラがあるのが残念ですが基本的には好きな絵柄です。

★CG
CGモードだとシーンごとに纏めてあったりして数えにくいので具体的な数は無しの方向で(´ヮ`;)
でも枚数的にはちょうどいいくらいだと思います。
カットイン(?)とかを使って枚数以上の役割を果たしていますし。
ただ立絵との違和感が大きいものが幾つかありました。
主に灯花で_| ̄|○
山場でのあれはちょっと痛かったですねぇ……(´ヮ`;)

★立絵
種類はそれほど豊富でも無いかも?
でもだからといって足りないわけでは無いですし出来も良質。
ただ遠距離用の立絵がちょっと小さすぎる様な気がするのと驚いた表情がみんな顔が青ざめすぎです。
まぁそこまで気にするほどのものではないですけど。

そして各キャラともギャグっぽい表情がツボでした(´ヮ`*)
とくに夏咲のねむねむな表情と来たら……!

★背景
打って変わってこちらはちょっと低評価。
なんというか、描写というか塗りがのっぺらしています。
一番重要な向日葵畑のCGは見事としか言い様が無い位良いんですけどねぇ…
なんといっても川が変(ノ∀`)
サウンド

★BGM
59曲…ってなんだこの曲数の多さ!!Σ(゚д゚;)
バージョンが違ったりする曲もありますが曲数はこの通り非常に豊富。
質としては個人的には中の上〜上の下といった所。
何故か音楽にだけはやたら厳しい俺ガイル。

しかしながら何曲かはかなりのお気に入りです。
具体的な曲名を挙げるならば感動的なシーンで流れる『光の先に』。
OPテーマ『紅空恋歌』のオルゴールバージョンである『溶解』。
そして燃えシーンで流れる『reason to beII』や『watch out!』なんかは素晴らしいです。
あと回想で流れる『憂藍』も地味に好きですねぇ。

……普通に好きなんじゃないか?俺。

★ボーカル曲
OPテーマ『紅空恋歌』、挿入歌『そらの隙間』、EDテーマ『祝福の大地、僥倖の世界』の3曲。

『紅空恋歌』は神月社(大好きな動画作家)さんのムービーと合わさって感動的というか叙情的。
クリアしてから歌詞と合わせて味わうと感慨深いものがあります。
で、だ……
同梱のCDに入っているフルコーラスver.を聴いて泣きました。
弱いんです…弱いんですよああいう(2番の)叫ぶような歌い方には……!

『そらの隙間』はクライマックスシーンで流れる曲。
うん、この曲も良いですねぇ(´ヮ`*)

そして『祝福の大地、僥倖の世界』は……「Fate/stay night」のEDと同じ評価。
察してください。

★ボイス
最 高 だ 。
いや、ボイスの質に限って言えばまったくもってもうなんら文句は無いです。
特に若mげふっ、げふん! さとう雅義さんの渋いボイス、
籐野らんさんのギャグシーンにおける最高な演技(ぶっ殺すぞ!のイントネーションetc)、
そして紫華すみれさんの発狂するほどのデレボイス……

最高だ……最高だよ……

たださとう雅義さんの横文字はどうしても笑ってしまいました(笑
「りらぁあっくす」とか(ノ∀`)

シナリオ

5章仕立てのほぼ一本道。
2〜4章は3人のヒロインにスポットを当てています。
で、どのヒロインを選んだかによってエンディングのみが変わるという周回プレイに向かない仕様_| ̄|○
まぁスキップは高速なのでそこまで大変では無いんですけどね(´ヮ`;)

肝心の内容についてですが、基礎はシリアス&シビア、基本コメディと言った感じでしょうか。
こちらは伏線の張り方などが見事。
Ever17」の衝撃と比べたらちょいと弱いかもしれませんがそれでも私的2位くらいに驚いたかも。

「泣いた!」という評価をよく目にするのですが、なんと涙腺弱々なハズのレンニャクは涙を流したのは1シーンしかありませんでした。
これは日記のほうでも書いたんですが、このゲームの展開の仕方が自分の泣き方と合わなかったからです…
普通のゲームって『盛り上げといて、落として、盛り上げる』っていう展開が普通なんですけど、
この「車輪の国、向日葵の少女」は『盛り上げて、落として、盛り上げておいて叩き落す
そして最後に盛り上げる』っていう手法なんですよ。

自分は全てが丸く収まった後に大泣きという泣き方なので、
前者の展開に慣れていた自分は2章、3章でそういう展開をインプリンティングされてしまい、
泣き所が来ても「この後にまた絶望させられるんではないか」
という不安を抱えた状態でのプレイになってしまったのがマイナスでした_| ̄|○

でも勘違いしてもらいたくないのは決して感動しなかったわけではないということ。
事実2周目はそういった心配がなくなったこともあって他のシーンでも泣いてますし。

というか、自分にとっては「燃え」な要素の方が大きかったです(´ヮ`*)
感想・総括


灯花@デレモード、かわいすぎ!れんさんにインスパイア


はい、ということでプレイしました「車輪の国」。
正直なところ、思っていたよりかは泣けませんでしたが思っていたよりも楽しめました<ここ重要
期待とは違うところでヒットしたということですね。

や、しかし本当に楽しめました。
4章から5章にかけてなんてもうクリック連打でしたからねぇ。
世間では泣きゲーとして称されているゲームですが、
個人的にはむしろ熱い展開をプッシュしたいです。

さて、それではいつものランキングへ。
今回は時間もあるので(?)簡単にですが個別に感想を書きたいと思います。


■シナリオ
 さち≒夏咲>灯花≒ハーレム>璃々子

一応エンディングのみの評価としてです。

▼璃々子END
ある意味トゥルーとも言えますが、ちょっと詰めが甘いというか。
ああいう展開ならばえちぃだけではなく活躍しているシーンも見たかったですねぇ。
あと、とっつぁんの真実が語られるのを期待していた分ちょっと残念でした(´ヮ`;)
▼ハーレムEND
何事もありませんでした、ちゃんちゃん。という幸せエンド。
非常に楽しい終わり方なんですが、さちや璃々子にとっての問題が放置Pなのが…_| ̄|○
……熱い展開を期待しすぎですね、自分。
▼灯花END
バカップル万歳。
以上!
▼夏咲END
個人的にはトゥルーだと思います。さっきは熱い展開が良いって言ってたくせに。
確かに夏咲の言うとおり、賢一はもっとすごいことが出来たハズですが、
幼馴染の少女の側にずっといると決めて、その後の生活が思わず頬が緩みます。
▼さちEND
まなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!
以上!!

続いてキャラ。とりあえず話に参加する女性キャラだけで。

■キャラクター
 灯花≒夏咲>まな>京子さん>さち>璃々子

▼璃々子
ハードSなお姉様。
順位としてはこの位置になってしまいましたが普通に好きです。
物語の非常に重要な位置にいながらにしてその完全なるギャグキャラっぷりに。
籐野らんさんのファンならばその理由だけでこのゲームを買っても良いんじゃないでしょうか(笑)
▼さち
元気娘ながらやつれた表情の立絵数No.1のある意味可愛そうな彼女。
「よーし、今日もびりっとがんばるぞー!」は名言だと思います。
しかしダークモードでの彼女はやっぱりなぁ……(´ヮ`;)
▼京子さん
絶対に京子さんは元レディースだと思います。
前半での教育ママっぷりと中盤での親馬鹿っぷりのギャップに惚れ込みました(´ヮ`*)
あれには思わず笑ってしまいます。
それ以降の母親としての姿にも来るものがありました。
▼まな
自分にとってはこのゲームで唯一涙を誘ったキャラとなった移民の女の子。
初めは単なる元気なちみっこかと思いましたが、とんでもない……とてつもなく強い子でした。
「まなのお姉ちゃんはすごいんだよぉ!」……君の方が凄いんだよぉ!
▼夏咲
昔と性格が全く変わってしまっていた主人公の幼馴染。
ボーっとしたキャラは後天的なのかと思いきや先天性の天然キャラだったのは意外でした(笑
それにしても彼女の背負っている業というのが今改めて思うと……(ノд`)
4章での叫びはかなりキました。
▼灯花
デレモードがヤバイっちゅうねん。
いや、もうツンとデレのギャップが凄すぎて堕ちます。
ツンツンしているけどベースは甘えたい子供のままというのがツボ。しかもエr(以下略
まぁその性格ゆえのあのバッドだったりもするんですが。

大体こんな感じです。
主人公を初め、男性キャラもみんな良いキャラしています。
普段はふざけっぱなしの卯月セピアも磯野君としての顔を見せるときはカッコイイですし。
ギャップ好きだなぁ、自分(´ヮ`;)

とまぁそんなこんなで無事プレイ終了しました。
「燃え」を求める人にも「泣き」を求める人にもお薦めできるゲームだと思います。
灯花には「萌え」も求められますよ。

(2006/4/3)

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