あらすじ
どこの街にも必ず一つはありそうな分譲マンション、フローリアス樹ヶ丘。
その『5階』に暮らす3組の家庭。
「501号室」の秋月(あきづき)家
「503号室」の藤枝(ふじえだ)家
そして、「502号室」の桜木(さくらぎ)家
3家族は、部屋ごとの垣根もなく、全員が家族同然の扱い。隠し事なんて水臭い。
包み隠さずフランクに―――そんな風に、彼らは和気藹々と、ごくごく普通のご近所付き合いをしていました。
ところが、たった一つだけ、秘密があったのです。実は……
502号室の『息子』と503号室の『お母さん』は、恋人同士だったのです。
プラトニックなんかではなくて、ちゃんとHしちゃうような恋を……。
主人公、桜木浩二は、502号室で暮らす、ごく普通の少年。
そんな彼の意中の人は、隣の503号室の未亡人、藤枝涼子。
主人公より一つ年下の娘がいるとは思えない、かわいい女性。
浩二の夢は涼子さんと幸せな家庭を築きたいというささやかなもの。
しかし父、桜木昭から譲り受けた(本人の意思に関係の無い)プレイボーイ体質ゆえに簡単には行かず。
涼子さんの実の娘である藤枝小雪、お隣さんのだらしない姉貴分の秋月かおり、
そして突然押しかけてきた許婚のクリスや浩二の幼い頃からの妹分の菊永瑠璃……
そんな彼女達から奪い合われる立場になってしまう浩二。
果たしてそんな浩二は無事に涼子さんとゴールインできるのか。
※公式サイトより引用&加筆
システム
文句一切ナッシング。
システム関係明るくないんで断言できませんが、
同じグループ(Will繋がり?)である「
シンシア」と同じシステムを使っているようです。
……こうして見ると、「シンシア」は本来喜ばれるシステムボイスで
減点されるというありえない事態になったわけですが(汗
それはさておき、本当に完璧です。およそ思いつく欲しい機能を殆ど完備しています。
オートプレイはもちろん、自動既読スキップ、クイック・オートセーブなど。
セーブ数は4×10に上記のクイック1・オート3を加えた44個。
選択肢それなりに多いゲームですが共通部分が長いので、
全部のルートで全部の選択肢セーブでもしない限りはまず足りなくなる事は無いでしょう。
コメントこそ付けられませんが、サムネイルや話数、その時の台詞などが表示されるので迷いません。
「ままらぶ」独自のシステムって言ったら、やっぱり笑い声とTVフレームでしょうね。
アメリカのホームドラマを意識していて、笑い所では如何にもな笑い声が入ってます。
TVフレームというのは、画面の四隅が黒くなって、
如何にも昔のテレビで見ているような錯覚を起こさせる演出です。
どちらも初めは違和感感じますが、慣れればむしろ心地いいくらいですよ(笑
どうしても慣れなければ環境設定からボタン一つで解除できるのも良し。
んー、何て言うんでしょう?
「バルフォ」のシナリオマップみたいにすっごい特殊で、すっごい良い機能があるわけじゃないんですけど、
逆にマイナスになるポイントが一切無かった、ということで非常に良かったです。
グラフィック
CGは差分抜きで115枚…っと、おまけで見れるのはこれだけですが、
俗に言う……ギャグ絵?も10枚くらい他にありますね。
そこら辺加味すると差分抜きで大体200枚強でしょうか。
肝心の内容ですが……、むぅ…なんというかムラがあります。
基本的には綺麗なんですがえちぃCGで幾つか原画崩れっぽいのがちらほら。
中でも気になったのがクリスの1枚。
首がありえない位置に付いちゃってます。
どれだけ良心的に見ても、あるいはクリスが異常に肩の筋肉発達してるとしか……_| ̄|○
立絵は、初めちょっと首やら指が長すぎるような気がして違和感感じましたが、
1日もプレイしていればすぐに慣れてしまいました。
数としてはそれほどまでには多くありません。
ありませんが、メッセージウィンドウの横に表示される顔のCGとの組み合わせで
かなりバリエーション豊かに表現されてます。
っていうか立絵より顔CGが圧倒的に可愛いっ。
小雪の照れた表情とか酔った表情なんてもー!!!
こほん……そういや、照れた表情の立絵って無かったです。
照れとかは全部顔CGで表現されていました。
む、そうですね……あっちのCGも立絵として含むのならかなりの種類かも。
あ、立絵で気になったのが一つ。
主人公の頭ちょんぎれてます<プレイした人なら分かる表現
全編通して一回だけですが、初めて見たときはちと驚きました(苦笑
背景は……なんというか、元は良いんですけれども塗りが適当?
んー、CGっぽくないというか色鉛筆で彩色したような感じでした。
なんか文句たらたらですけど十分合格点あげられる出来だったと思います。
サウンド
BGMは良くも悪くもBGMでしたね。
思い出そうとしても思い出せない……
完璧に裏方に回っている音楽って所でしょうか(笑
文句って程ではないですがボイスに比べて音が小さすぎるのもその印象を強めたかも。
ボーカル曲はOPの『わがままLOVE ME DO!』一曲のみ。
こちらは名曲…とはとても言えませんが、作品のイメージには完璧にあっていたと思います。
つかこの作品に真面目な曲なんて合わないって。
バカゲー…かなぁ(笑
ボイスの方はやば過ぎです。
涼子さんを演じるまきいづみさんの脳が蕩けるボイスは言うまでも無く、
ヒロインはみんな熱演しすぎ&嵌り過ぎ。
そしてライターさんの力なんでしょうが、フレーズもこっちの心臓打ち抜きすぎ。
「シンシア」ほどの殺傷能力はありませんが、
十分血は吐けると思います。
ストーリー
前評判通り、笑いに重きを置いたアメリカンホームドラマを意識したつくりです。
話の区切り毎に「第6話 フローリアス青春白書」とかタイトルを付けて、
毎回OPとEDを流す辺り徹底していますね。
内容の方ですが、
前半の共通部分では、フローリアス5階の家族関係と、
新たに転がり込んで来る住人……もとい家族達との関りを描いています。
それとどれだけ主人公がマザコンであるかを(笑
そして後半は個別ルート。
メインの涼子さんはもう言う事何も無しなんですが、他のヒロインは……
これは下の感想で語りたいと思います。
や、それにしてもかなり笑いましたよー?
初めのうちは予想通りな展開だったんですが、
共通ルートが終わる頃になってくるともうネタが笑え過ぎ。
パロディネタとか山のように出てきますし。
元ネタがはっきりと分かればもっと笑えたんでしょうけど^^;
しかし本領が発揮されるのは個別入ってラブラブ(死語)になってからですね。
これは実際にやってみてもらいたいです。
感想・総括
『一つ屋根の下愛情たっぷりAVG』という長いジャンル名に偽りなし!
いやー、ホント一つ屋根の下で愛情たっぷり過ぎです。
笑いあり、ホロリと涙あり、ポロリあり(どこのオヤヂだ)、
兎にも角にも初めから最後の最後まで非常〜に楽しませて頂きました!
やーよかよか。
んでは早速ランキングへっ!
■シナリオ
涼子さん>>瑠璃≒かおり≒小雪≒クリス
涼子さんはまぁこれは特に言及する必要も無いでしょう。
とにかく涼子さん可愛すぎ。っていうか本当にあなたは30代後半なのですかと。
お話の内容の方ですが、5年間慕い続けてきた浩二(主人公)に応えてくれた涼子さん。
しかし当然家族にカミングアウトすることは中々できず……
そうこうしているうちに実の娘との軋轢がっ……
とか後半は何気にシリアスな展開。無論ネタ散りばめられている訳ですが。
すれ違いから離れてしまいそうになる二人を家族全員で助けていく姿が感動的でした。
そして笑えました。
うーん……涼子さん以外の4人なんですが……
なんというか、差がつけられません^^;
それは良い意味でも悪い意味でも……
「君が望む永遠」とかでもそうでしたが、初めから彼女がいる設定って言うのは難しいんですよね(汗
誰に転んだって絶対に元々付き合っている涼子さんとの問題が出てくる訳でありまして……
かおり編は比較的しっかりと和解するんですが、それ以外は殆ど存在無視&悲しむ涼子さんという展開……
一番の肝だと思っていた小雪ルートに至っては涼子さん途中から出てきませんから(ノД`)
あれは悲しかった……_| ̄|○
そんな訳で散々「小雪、小雪」喚いていた割には小雪が下のほうになってしまいました。
今こうして振り返ってみると、クリス編と小雪編以外は
すれ違いor勘違いっていうのがキーワードになってるお話でしたね^^;
いや、結構好物ですけど。
続いてキャラ。
んー、今回は折角なので一人ずつ感想もあげてみましょうか。
■キャラクター
小雪≒涼子≒浩二>瑠璃>昭≒かおり≒クリス>ウェイター1>理恵
小雪が想像を絶するほどアレでした。
あれはやばいですって、素直になってからの小雪は^^;
そりゃ彼女の性格からしたら好き合えばああなるのは目に見えてましたけれども。
一日中くっついて、「でへへへへへぇ〜」なんて言われた日には………ねぇ?
あと彼女には『クイーンオブ泣きキャラ』の称号を授与したいと思います。
涼子さんはもう今から何も言う必要は無し。
貴方も脳を溶かされていらっしゃいな(何
やれば必ず突発的に出る言葉に轟沈する事受け合い。
浩二・ザ・女泣かせ。
実際あんなにさらっと、意識することなく殺し文句連発するのは凄いですね…桜木家の血、恐るべし……
や、でもそれでいながら凄い優しいし一途な浩二は好きです。そのくせ落ちる時は一瞬ですが(笑
瑠璃は……何というか、意外なほど落とされましたね。
500万円で買われた訳ですが、あの後の主従関係がどうなるのかが激しく気になるところです(笑
それと余談ですが、あんなに長いキスシーンは初めて見ましたよ^^;
昭は何というか、自分の父親になって欲しいような絶対なって欲しくないような。
でも普段はふざけてる(ふざけすぎ)でも、決める所で決めると言うのはカッコいいですね。
かおりはある意味小雪以上に共通と個別とで人が変わります。
変わってからはもうなんというか……貢ぐ女性ってこんな感じなんだろうなーっていう感じ(爆
いや、姉属性無いので好きになれないと思っていたんですがとんだ杞憂でした。
クリスは何というか……間違いなく発言は一番愉快なんですが。
やっぱりアンチ属性は拭えなかった、ということなんでしょうかねぇ〜…
あ、勘違いしてもらっては困るんですが、相対的に見るとこの順位ですがクリスは好きです^^;
トリトンホテルのウェイター1。数々の名言を持つ。
「あんた誰?」や「浩〜くん」で大爆笑しました(笑
理恵はなんというか損な役回りと言うか。
とりあえず、公式サイトにある漫画は必見ですね(笑
大体こんな感じ。
このゲームには悪役はいますが嫌なキャラがいないって言うのも好印象。
みんな温かい。そして面白いです。
だぁー、意外と長くなってしまいましたっ。
個別に得点とか見ると微妙な評価になっていますが、
個人的にはこのゲームかなり好きです。
肩肘張らずに楽しめたって言うのが良かったのかもしれないですね。
ある意味、一番お薦めのゲームかもしれませんです。
(2005/3/25)
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