全てはここから始まった……。田舎の町を舞台にした普通の物語。

ラムネ(ねこねこソフト

やってた時期の日記
 あらすじ

「何か」が起こりそうな…そんな期待をして、ドキドキして。
でも、そんなことは中々起きなくて…
そういえば去年も一昨年も同じように思ってたりして。
なのに、今年も何かが起こりそうな気がして…
やっぱりドキドキしてしまう、不思議な季節。

〜そんな不思議な季節を舞台にした
  どこにでもある「普通」の物語〜

※「ラムネ」パッケージより引用

 ストーリー&キャラクター

田舎の海が近い町を舞台として展開される淡い恋物語。
陵辱〜とか、寝取られ〜とかはありません。あってたまるか。
攻略可能なキャラは、

ぽんこつな幼馴染・近衛七海
元気な従姉・仲里ひかり
形容が難しい義妹・友坂鈴夏
お節介な先輩・石和多恵

と、人数は少ないですが割りとバリエーションに富んでます。
ストーリーはどれも学校生活・林間学校・夏休みを軸に展開されます。
ある意味どのキャラも話の流れは同じですが、
「みずいろ」と同じく子供パートでの選択肢によって本編の流れが決まるので、
作業をしている感じはありません。
また、攻略不可ですが佐倉裕美という魅力的なキャラクターもいます

 システム

システムとしては良かった方ではないかと思います。
それほど重くはありませんでしたし、オート、スキップ・既読スキップなどの機能も完備。
バックログはロードした部分からのみの記録ですが、バックログの画面内で声が聞けます。
セーブ数も豊富。10個×10ページ、合計100個のセーブが可能で、
ページごとにキャラを振り分けたりすれば後からもう一度見るのが楽だったりします。
セーブデータにサムネイルがつくのも嬉しいです。
そんなわけで十分合格点はあげられると思いますよ。

 グラフィック

「みずいろ」とはちょっと違いましたね。
CGは非常に綺麗ですし、構図も良かったんではないかと思います。
背景も夏らしい景色が丁寧に描かれていて雰囲気を出すのに役立っています。
立ち絵は……種類が豊富なのは良いですが、
正面を向いた立ち絵はどのキャラも何だか別人みたいになってしまっています。
七海と先輩はそれこそ本当に別人の様でした。ちょっと残念。
あと、CGでもちょっと問題が…。
CGごとによって、随分と見た目に差があるんですよね。
特に七海…。海岸線沿いでジャケットが引っかかってしまった時のCGと、
初えっちシーン3枚目を比べると…どう見ても3歳から4歳くらい差が生まれてそうです。
使いまわしも結構ありますがそれはそんなに気になりはしませんでした。

 サウンド

元気な曲、しっとりした曲、切ない曲…どの曲も非常に良質です。
それに使いどころもばっちりでグッと来ます。
ボーカル曲もかなり良いです。
「なんてね76's」…いかにも夏らしい一曲。聞いてるだけでうきうきしてきます。
「夕凪」…夕暮れを彷彿とさせる一曲。なんだか昔のことを思い出します…。
「ラムネ」…使いどころが反則的。聞くだけで涙が出てくるように…。

ラムネは本当に別格というか、卑怯です

 感想・総括

なんだか巷ではそれほどいい評価を受けてなかったり、
「みずいろ2」みたいないわれ方をしているみたいですが…。
少なくとも自分はそうは感じませんでしたよ。
確かに似通った部分はあるかもしれませんが、それはブランド色という風に捉えられます。
自分は胃が痛くなる選択肢を選ぶのは苦手なので子供パートの存在が非常にありがたいですし…。

まぁ、こんなところで世間様を敵に回してもしょうがないですね。
キャラ別の簡単な感想を述べて行きたいとと思います。

・七海
 愛すべき幼馴染。主人公:健次とその悪友端野を加えた3人のトークにはかなり笑わせて頂きました。
 ストーリーは序盤から中盤にかけてはのんびりとして起伏がそれほど無い様にも思えますが、
 全ては最後の最後への伏線だったわけで…。
 ご都合主義かもしれないラストでしたが、あの破壊力は強烈でした。

・ひかり
 とにかく、別の意味で破壊力のあるキャラでしたねぇ…。
 料理がらみのイベントでは余すところ無くその魅力を発揮してくれていました。
 七海ルートでちょっと大人しかったのが残念ではありましたけど。
 一番台詞が面白いのも彼女の特徴でしょう。

・鈴夏
 本人ルートと、他人ルートで性格が正反対になってしまう義妹。
 進藤を連想してしまうのはしかたのないことかと。個人的には元気な鈴夏の方が良かったかも…。
 話としては一番普通だったと思います。
 諸葛瑾での今後の行方が気になるキャラだったり(笑)

・多恵先輩
 女優(日記参照)。一番自分を偽って生きていた人なんではないかと。
 他のルートではそんな気配を微塵も見せない辺りが本当の女優たる証拠かと思います。
 本当の自分と向き合って、これから健次と二人で幸せになって欲しいですね。
 それにしても終盤に見せる甘えん坊さは反則技です。

個人的に、シナリオ毎の好感度(?)は、

七海ルート>>先輩ルート>ひかりルート>鈴夏ルート

というようになりました。
七海ルート強し。
また、キャラランキングは、

佐倉さん(ぇ)>先輩>七海=ひかり=元気な鈴夏>大人しい鈴夏

という感じです。
苦情は受け付けません。

とにもかくにも、「ラムネ」はかなり楽しませて頂きました。
誤字脱字が多かったり、ちょこちょこ減点対象があったりして100点満点をあげられはしませんが、
それでも十分良作と言えると思います。

戻る

WEBはくす(ご意見・ご感想など)
お名前:  秘匿希望: