MAXE(現・琥璃守)さんによるはにはにレビュー。

月は東に日は西に〜Operation Sanctuary〜(オーガスト

written by MAXEさん


はじめに

このレビューはMAXE個人の独断と偏見と無能な知識を元に書かれ、
渋垣茉理のセリフ
「揚げ足ばかり取ってもつまらないじゃない。
 素直に長所を楽しみなさいよ!」

という、説得の基甘めに書いてます。
また、ネタバレになるような発言をぼかしたり、白色フォントで隠すなどといった、気の利いた書き方はしません。
むしろ、脈絡も無くネタバレ発言をかましますので、ご了承ください。

あらすじ


「なおくん、そろそろ起きないと、遅刻しちゃうよ」

今日から新学年、新学期。幼なじみの保奈美は、
「もう子供じゃないんだし」と、何度言っても起こしに来る。

丘の上にある『蓮美台学園』で、今年から2年生になる俺たちは、
通い慣れた通学路を歩き始めた。

「直樹ーっ、先に行くからねっ」
脇を追い抜いていく従妹の茉理。
両親を事故で失って以来、俺−久住直樹−は、叔父夫婦の家に世話になっている。
当時、同居することに大反対した従妹の茉理も、この春から蓮美台学園に入学してきた。
そんなありふれた日々。……のはずが。

どさっっ

学園の屋上で昼寝を決め込んでいた俺に、空から、女の子が降ってきた。
「……祐介?」

その娘は転校生として、翌日からクラスメートになった。
しかも、俺のことを誰かと勘違いしているようだ。

ゆっくりと時は流れ、変わるものと変わらないものが、俺の周りを流れていく。
繰り返されるありふれた日々が、少しずつ、動き始める。

  *公式HPより抜粋

システム(78点)

画面モード ウィンドウ/フルスクリーン 切替可
テキスト表示速度 6段階調節
オートモード速度 6段階調節(お勧め5段階目)
ボイス.BGM・効果音 各6段階調節可
スキップ 既読/全て
クリック時のボイスカット・画面切替時の演出
セーブ数 10項目×8P(80個) &クイックセーブ最新のから3個
通常プレイ時には音声のリプレイ・バックログ・前選択肢まで戻る・オート・スキップ
バックログ時の音声リプレイあり
セーブ・ロード・クイックセーブあり
個人的に言えば、クイックロードとスキップモードの継続が欲しかった。
あと、ショートカット機能の微妙な充実・・・自分はキーボード使わないので...


グラフィック(85点)

キャラクターデザインはべっかんこう氏である。
有名らしいが自分は知らなかったです。
でも、さすがになかなかいい絵を書いてらっしゃるようです
CG数は16種類×9ページ+8(154枚)そして1種類に表情パターンの変化のパターンあり
背景に関しては悪くないのではないのでしょうか?
立ち絵数は表情パターン×服装、多いみたいだがそんな印象は見受けられず。
CG鑑賞にて鑑賞可

サウンド(70点)

曲数は全部で34種類
そのうち、3つはボーカル曲
OPに流れる「divergent flow(short.Ver)」
そして「divergent flow(full.Ver)」
アップテンポな感じのイメージよりちょっとあわないようなイントロから始まる曲
曲が始まれば作品の雰囲気にあった曲になります。
最後は、EDに流れる「明日の思い出」
これまたイントロは合わない気がします。
しかも、この作品のEDにはちょっと暗いかなというイメージがありました
すべてボーカルは「真優」さん(自分は知りません(汗

ほかのBGMはキャラクターテーマがプレイ中に愛着が沸くぐらい
特出していいのも無いが外れも無い。
満点・高得点は無いが、すべて平均点以上は取っている感じです。

ストーリー(80点)

基本的に序盤にささやかな複線張り、前半は日常パート、中盤は各ヒロイン日常パート
後半にまあ、いろいろ物語の中枢を担うことがありまして、最後にはキャラのEDで構成されてます。

すこし、詳しく書けば、日常パートを選択肢で過ごすことにより
一緒にすごしたヒロイングループによって、
・同級生ルート(天ヶ崎 美琴・藤枝 保奈美) 直樹&裕介について
・後輩ルート(橘 ちひろ・渋垣 茉理) 病原菌のワクチンの元について
・先生ルート(野乃原 結・仁科 恭子) オペレーション サンクチュアリーについて

の各ルートに行きつつそれぞれ個別ルートに行きます。

共通ルートは比較的長めですけど、どのルートも
起・承・転・結
で綺麗にまとめた王道な話だと思いました。

感想・総括(75点)

とりあえず、キャラクターランキングですか?
これは、微妙に甲乙付けがたいです。
キャラクター設定だけはばっちりですよ。
自分の属性には当てはまらないまでも、坪はしっかり押さえてます。
あえて言えば、 キャラランキング
智代(CLANNAD)≒渋垣英理≧天ヶ崎美琴=藤枝保奈美=渋垣茉理=野乃原結=仁科恭子>=宇佐美玲>橘ちひろ

メインヒロイン6人のうち5人が全部同じ評価です。
しかも、点数で言ったら80点〜70点くらいに絞られてます。

続いてシナリオランキング

シナリオランキング
保奈美>恭子>ちひろ>恭子>結>茉理

シナリオは打って変わって差が激しいです。
コンプリートしたから言えることですが、自分の攻略順は
恭子→保奈美→ちひろ→・・・  
だったので、ぶっちゃけ物語の核と言えるものはすべてあきらかになった状態で
残り3人をクリアする状況になりました。

Fateやバルドフォースのように謎解き方式でクリアしたいなら
茉理→美琴→保奈美→ちひろ→結→恭子
の順ですることをお勧めします。

・天ヶ崎美琴

常に明るい日常を明るく楽しむ少女。
未来の悲惨な世界から、両親をなくし、
弟と別れやって来てるため、日常の素晴らしさを理解している。
そんな慣れてしまった日常の素晴らしさの大切さを説くお話

・藤枝保奈美

ちまたで有名な完璧万能幼なじみ。
その性能はだよもん星人の1.3倍・某νぽんこつの300倍(個人的偏見)
しかも、その性能はファンボックスではさらに増加します。
こちらは、お互いのラブストーリー最中にちょっと未来の世界の問題に巻き込まれるお話。

・橘ちひろ

ぶっちゃけて言えば、美琴と同じく悲惨な未来世界から生き残って家族と別れ避難してきた少女。
自分が生き残っている理由があるお花だというジンクスを信じ、そのお花を育てるというお話
その前の親友こと茉理との三角関係はお約束です。

・渋垣茉理

普通の同居している従兄妹。設定だけならそれだけです。
こちらも現代っ子なので未来の世界の問題に巻き込まれます。
保奈美ルートでは、主人公が被害者だが、こちらのルートではヒロインが巻き込まれる。
こちらも上記同様三角関係があります。

・野乃原結

結論だけ言えば、普通の人間だと思います。
というのも、実はロボットなのではと言う話があるのですがね。
しかもそれを理由にHシーンではバンバンと・・ねぇ
結論はこうですが、物語中はロボットとの恋愛についてお話。

・仁科恭子

このゲームの中枢を担う重要な役目を背負った関係者。
その偉業を成し遂げれるための多大なプレッシャーと戦うお話。
そのプレッシャーに主人公は浸け込んでいくのです(笑)。


すべてをクリアするとメニュー画面の変化とおまけストーリー出現。
アフターストーリーというより、ネタを使ったショートストーリーが5つといった感じです。
とりあえず、下級生丼がCGと回想に補完されます。
ま、普通に面白いです

全体を通してですが、話の雰囲気や組み立てがよく、かなりの秀作だと思います。
これを他のレビューを読みますと「オーガストらしさ」と表現するらしいですが、
なんとなくプレイすれば雰囲気は分かるように気がします。

ただ、現時点の疑問が2つあります。
1つ目はジャンル
「東奔西走スクールライフADV」らしいです。
どの辺が東奔西走なのでしょうか?(*1)

そして、2つ目が何で略すと「はにはに」なのでしょうか?
西のひらがなだけとってはにはに?
納得いきません!。
もっとちゃんと読んでくださいよ。 「つきひがしにし」なんですよ。
いいですか?
「TUKIWA HIGASHINI HIWA NSINI」になんですよ。
どこに「HA」と読む語がありますか?
「はにはに」と書いて「わにわに」と読むべきではナイのでしょうか・・・。

それだけなんですけどね。

なんか、レビューといより中途半端なネタバレ暴露になってるような気がします。

その他のデータ
・回想シーン 19種類(各キャラ3パターン+おまけ)
・声優 ちょっと豪華め 欲を言えば、ホボ主人公と同一人物と設定されている「裕介」に声を当てるなら主人公にも声を当てて欲しかった。
・2・3枚目のディスクの余った容量にシステム音声データや壁紙・CD-DAとしてプレイヤーにサントラ鑑賞可


*1 「東奔西走」である理由は、コンシューマ版で追加されたトゥルーシナリオにて判明するそうです(情報提供:朝津間 允恭さん)

【コメント】
という事で3本立ての一つ、「はにはに」…いえ。
MAXEさん流に言うと「わにわに」のレビューです(笑)

自分はこのタイトル、アニメの方を半端に見ていた為に
各キャラの細かい境遇とかを一切知らずにオチだけ知っていたりします。
…毎度無駄な(勿体無い)ことしてしまってますねぇ…。

しかし、オチを知るまではまさかSFとは思ってませんでした。
しかもMAXEさんのレビューを見る限り結局は全員SF絡みですかっ。
それはそれでまた……。

内容を知っていても良い作品は良い作品であることに変わりはありませんからね。
もし時間的にも金銭的にも余裕が殆どありえませんが出来たら自分もやってみようかと思います。

…それにしても、やっぱりちゃんと文章考えて打っているレビューって言うのは説得力があります。
勢いだけで書いている管理人からするともうただ白旗を振るしか(汗)
やり方、見直すべきでしょうかねぇ…?

(2004/12/20)
(2006/6/23 注釈追記)

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