バルドヘッドの本分発揮。異世界アヴァターを舞台にしたアクションファンタジー。

DUEL SAVIOR(戯画

やってた時期の日記
 あらすじ

当真大河は義妹の未亜と下校途中、一冊の本と出合う。
万引き常習犯の少年達を追い払った際に散らかった雑誌の中、その一冊だけは全く違う雰囲気を放っていた。
未亜が本に触れようとした瞬間、本は眩い光を放ち始め…

再び目を開けるとそこは、全く見知らぬ場所。
戸惑う二人の前に、まるでゲームの中のような格好をした女性が現れ、こう告げた。

「ようこそ、我が学園の救世主養成コースへ」

根の世界アヴァター。
それが大河達が召喚された世界の名。

それぞれの思いと願いを胸に、大河達は戦いに巻き込まれていく。
果たして大河は真の救世主になれるのか。
…そしてバラ色の学園生活を送れるのか。

 システム

TEAM BALDRHEAD、恐るべし。

「バルフォ」と同じこと言ってますが、やっぱり凄いもんは凄いです。
戦闘パートはやっぱりパソゲ、それも18禁とはとても思えない出来ですね。
戦闘はありていに言うと、テイ○ズシリーズ(シンフォ○ア以前)のそれに近いものがあります。
使うボタンは方向キー(テンキー)に防御・弱攻撃・技の3つのみ。
それほど複雑な操作は必要としていませんしテ○ルズシリーズをやったことある人間なら、
ゲームパッドを使えば何の違和感も無くプレイすることが出来ます。

プレイヤーが使うことが出来るのは主人公+ヒロイン6人。
ヒロインはそのルートをクリアした後、使用可能になります。

一度の戦闘に参加できる味方の最大人数は3人までになってます。
んが、戦闘に慣れてくると正直味方は邪魔になってきます…_| ̄|○
だって…こっちがコンボをつなげようとしているのを邪魔してきたり、
勝手に特攻して勝手に死んでるんだもん(特に大河をCOMにした場合)。
とはいってもダメージ分散する役目でいて貰った方が有利と言えば有利なんですが。

敵の数が増えると少々重く感じられる事もありましたが、
マイ脆弱ノートPCでもフリーズするような事態になることはありませんでした。
そこら辺も流石。

ADVパートでもシステムはしっかり充実しています。
セーブ数は100個+オートセーブ10個。
オートセーブはマップ移動選択時・選択肢出現時・戦闘開始時に自動でされ、
これを有効に使っていけばまずセーブファイルが足りなくなることはないでしょう。
サムネイルもついてますし、非常に分かりやすいセーブ機能だったのではないかと。

ADVパート中、カーソルを右端にもって行くとクイック(?)セーブ・ロードバーが。
下に持って行くとスキップ・オート・バックログモードなどのバーが出てきます(デフォルトでは固定)。
これは便利といえば便利です。カーソルを間違えて持って行くと勝手に出てくるのがちょっと鬱陶しかったですが。
またバックログは少ないです。せめて1章分位は入るようにして欲しかったですねぇ。

「バルフォ」で大役立ちだったシナリオマップが無くなってしまったのは少々残念でしたが、
それ抜きでも十分快適に出来るシステムでした。

 グラフィック

「バルフォ」の折、この方の絵は嫌いじゃないけど好みじゃない、
みたいな事書きましたが今回はバリバリOKでした。
ファンタジー属性?>超広義

立ち絵はそんなに種類はあるようには感じません。
服装が変わることも無いですしね。
でも表情の変化とか、ナナシの腕モゲ・覚醒時とかシェザルの仮面を外した時などを考えると
印象よりかはあるかも。

CGは差分抜きで約150枚位。差分を含めると200枚くらいでしょうか。
…何気にえちぃCG度、高いような。
でもそれ以外でも必要な部分にちゃんとCGを用意してあるので大丈夫でした。
ファンタジーな雰囲気を醸し出していてグーです。

そして背景、それと人物以外のCGこそファンタジーであることをもっとも表していますね。
「Fate」とかと比べると流石に剣とかの描写は劣ってるかもしれませんが、
イメージを助けるには十分だった思います。

 サウンド

BGM、これは中々良かったと思います。
ふざけた感じのものからシリアスなものまで様々なものがありますが、
どれも世界観を害さないいい曲ばかりでした。

お気に入りは『DIVAIN SOUL』とか戦闘の曲全般。
やっぱり戦闘中のBGMが良いとこっちものってきますからね。
その点「デュエル」は優秀でした。

ボーカル曲は主題歌の『Fatally』の1曲のみ。
唄・作詞は例外なくKOTOKO嬢。作曲もお約束I'veサウンド。
最強コンビは依然として健在であります、将校殿(?)

作品中、クライマックスのシーンでこの『Fatally』のinstバージョンが流れるのが好きでした。
ラストの未亜ルートでのみボーカル入りで流れますが………。
ん〜…そこで流したのは正解だったのだろうか。

 ストーリー

ヒロインは6人おり、攻略順序が大体決まっています。
「バルフォ」と同じように段々と謎が解けていく…という感じですね。

ただ大きく異なるのが、「バルフォ」では初めの方のヒロインの話は
不完全燃焼で終わることが多かったのに対して、
「デュエル」は比較的しっかりと構成されている、と言うところでしょうか。
そこを考えると、徐々に謎が解けていくというよりも
徐々に“真の救世主に近づいていく”といった方が正しいのかも。

ただ、話が終わりに近づけば近づくほど人死が多くなるのは個人的には好きでなかったり。
最後の未亜なんて一体何人死んだのやら…。
まぁ、ヒロイン達は全員無事なんですけどね。

それと、未亜に限り一回Normalエンドを見ないとTrueエンドを見れない仕様になってます。

 感想・総括

「バルフォ」の際にはアクションが苦手ということで初めはかなり苦戦しましたが、
テイル○をやっていた自分にとっては「デュエル」の戦闘はなじみやすいものでした。
今回はゲームパッドも予め購入してありましたしね。

ということで「デュエル」、ストーリー・戦闘ともに楽しませてもらいました。
ADVでこれ系のファンタジーは初めてでしたが全然大丈夫でしたね。
救世主とかこういう話は大好物ですので。

や、それにしても戦闘は楽しかったです。
ラスボスは特性を勘違いしていた所為で勝てなくてマジギレ仕掛けましたけど。

ただ幾つか残念なこともあったりします。
まずランダム戦闘が存在しないこと。
存在するのが全てイベント戦闘なのでナナシとか話の中盤で加わるキャラはレベルが上げにくく、
加えてヒロインのレベルを上げても最後の戦闘にヒロインが参加しないことなんかもあったりして。
折角強くしてもそれを披露する場が無いのはちょっと…いえ、かなり残念でした。

そしてもう一つは話の終わり方。この場合未亜ルートの終わり方と言うことですね。
まぁこれについてはシナリオランキングの所ではっちゃけましょうか。


ということでシナリオランキング&キャラランキング。

シナリオ。
ナナシ≒リリィ>カエデ>ベリオ>リコ>>未亜Normal≒未亜True

そして一気にキャラ。
ルビナス≧ナナシ>リリィ>カエデ≒セル>ベリオ≒クレア>リコ≒ミュリエル>ダリア>>未亜

こんな感じで。
…今回はまず低い方から語っていきましょうか。

まず未亜ルートについて。
自分は嫉妬系苦手です。
しかも未亜の嫉妬っぷりはもう「Fate」の桜を超えかねない勢いじゃないですか…。
怖い、正直言って壊れ始めたくらいからの未亜の一挙手一投足の怖いこと怖いこと…。
そして親友であるセルと訣別してしまい、挙句殺してしまったりするのも最高に納得いかなかったり。
せめて最期くらい親友としての言葉を交わして欲しかった…_| ̄|○

加えて全てが終わった後、何十、何百万という人を未亜が(間接的にでも)殺してしまった罪を
簡単に忘れて幸せに生きていってしまうというのもどうかと……。
何も自責の念で潰れろ、とは言いませんが大河と二人で背負って行く位が良いんじゃないでしょうか。

とにかく、色々と納得いきませんでした。

続いてカエデルートについて。
カエデの性格好きです。ござる口調が何ともいえずGOOD!
カエデルートにおいてはカエデも良いんですが、何よりもセルの生き様が見事でした。
自分が一番自分らしく生きる為に……くぅ、てめえって奴は!!
…この話があったからこそ、益々未亜ルートでの扱いが許せなかったりするわけですけど。

終わり方は…嫌いじゃないですが簡単に目覚める位ならそうする必要がなかったような気もします。

リリィルートについて。
史上最強クラスのツンデレ見参。
共通ルート(はじめ)のうちから結構飛ばしてましたが、 個別ルートに入ってからのリリィはヤバイです。

「…私の…お、男を守るため…あ、あはは…言っちゃった。恥ずかし〜」

゜:.・(´д` )オゲフッ

へ…へへへ…やってくれるぜ…(?)

関係ありませんがプレイ後に気付きましたが、リリィの声を演じているカンザキカナリさんって、
「銀色」の篠崎あやめ、通称銀子ちゃんの声を演じていた方だったんですね。
……驚き。

リリィの魅力にほだされたのも事実ですが、ストーリー自体も良いものでしたよ。
最後の最後で良い終わり方をしてくれますしね。
ある程度読めたといえば読めましたが、まぁそこは予定調和って奴で。

最後にナナシルート。
っていうかルビナスラブ。

おねーさーん!おねーさん!おーねさーん!!(何

いや、自分に姉属性及びリアルに年上属性無いはずなんですが。
何故かルビナスはクリティカルヒットしました…。
といっても、それに負けないくらいナナシも好きなんですけどね。
ナナシは個別ルート入ってからというよりも、共通ルートでのおバカっぷりが好きでした。

「さようなら〜…別れても好きな人〜」

とか、

「かしゃーんっ」

でかなり笑いましたし。
それでもやっぱりルビナスが好き

しかしナナシの声優さんは凄いですね。
ナナシ・ロベリア・ルビナスを一人3役というのは…。
まぁ元々は全部同一人物といえば同一人物なんですけれども。
あの演技の分け方は見事だったと思います。完璧に別人になりきってましたし。

そしてそれに加えてナナシルートが一番好きなのは皆幸せになるからだったりして。
クレアは4/6で死んでしまうのは仕方ないとしても、セルさえ生きていれば

…ヒロインでもない、それどころか男のセルがこんなにも影響を及ぼすとは…。
「デュエルセイヴァー」、恐るべし。>何か間違っています


腑に落ちないところも幾つかあるにはありましたが、存分に楽しめたタイトルでした。
後はちびちびやって全キャラレベルMAXとか目指して見ましょうかね?
……それをやると多分週回数が40週とかとんでも無いことになりかねませんが……。

あ、最後に個人的な戦闘パートにおける各キャラの強さ(使いやすさ?)ランキングなんかも。

大河>リリィ>カエデ≒ナナシ>未亜≒ベリオ>リコ

やる側のプレイスタイルによってかなり変わると思いますが自分はこんな感じでした。 それでは。

(2005/1/7)


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