BALDRFORCE EXE(戯画)
あらすじ
ネット世界における人型戦闘ツール『シュミクラム』を操り、
ハッカーとして気ままに過ごしていた主人公。
しかしハッキングチーム最後の大仕事として軍のデータベースを
ターゲットに選んだことから主人公の人生は大きく動き出す。
ネット空間内での軍とテロ組織の抗争に巻き込まれ、
親友は主人公をかばい不慮の死を迎える・・・。
親友の形見に復讐を誓う主人公。
彼はそこから軍やネット警備会社テロ組織の様々な人物と出会い、
共に戦い、あるいは敵対することになる。
だが、それぞれ独立し無関係と思われた人物、エピソードは、
過去に起った、ある出来事に繋がりがあったのだった・・・。
主人公は知らず知らずのうちにその繋がりを中心とした争いに深く関わり、
最終的にその出来事の全貌が明らかになったとき主人公は、
愛するものを救うため、自分の存在をかけた戦いを挑むことになる・・・
※「BALDRFORCE」公式ページより引用
システム
TEAM BALDRHEAD、恐るべし。
戦闘パートのシステムはこれに尽きると思います。
単純ながらも、コンボを繋げて敵をなぎ倒していく楽しさと、
武器を集めて使って育てていく楽しさ。両方とも相当なもんです。
そして何よりもすごいのが、自機を含め画面狭しとシュミクラム(戦闘で使うロボットみたいなもの)が入り乱れ、
弾丸が飛び交い、爆発やらなんやらがおきまくっているにも拘らず
かなり軽いんですよ。
これはすごいと思います。
そこいらの安っぽい演出なんかより遥かにド派手なのに、全然気にならない。
スンバらしいです。
戦闘以外、つまり日常パートでもそれほど不便はしません。
セーブ数は100個。微妙〜に足りない気がしなくも無いですが、余分な所でセーブしなければ全く問題なし。
サムネイルこそありませんがセーブファイル名が章数、色が誰ルートであるかを示しているのでありがたいです。
そして、珍しくもあり大変重宝するのがシナリオマップ。
現在自分が誰を攻略していて、今後どのように分岐する可能性があるのかが視覚的に分かります。
これのお陰でもしBADENDとかになっても、どこを間違えてしまったのかがすぐに分かるし、
まだみていないEDがあるかどうかも丸分かりなのでやる気をキープしたまま何週も出来ます。
面白いのは、ヒロインを攻略していくごとに“面白”アイテム(笑)が増えていくこと。
コンフィグ画面でそれを使用するかどうかが変えられます。
べた褒めですが、難点が唯一つ。
なんでウィンドウモードに出来ませんか、このゲームは。
グラフィック
うーん…可も無く、不可もなく…。
比較的綺麗であるんですが…。萌えはせず、かといって綺麗さだけでひきつけるワケでもなく…。
嫌いじゃないですが、好みじゃなかったということでしょうか。
立ち絵の種類はそれほど多くありません。
今までやったゲームの中では1番少ないんでは無いでしょうか?
違和感のあるものは無かったのでそこはGOOD。
驚くべきはCGの数。
差分抜きで180枚近くあります。差分入れると300枚、下手すると超えるんじゃ無いでしょうか?
シュミクラムのみのCGが20〜30(差分抜きで)近く有りますが、それを考慮しても十分すぎる位ではないかと。
原画は上記の通りですが、塗りはそこそこに綺麗だったと思いますよ。
サウンド
BGMは…作品、というか舞台設定の影響からか、
歪んだネット社会?を表しているような音のものが多く、それ単体ではあまり魅力的ではないかも。
ただ、作品自体との愛称は良いのでゲーム中に聞いていれば全く違和感はありません。
しかしゲーム終盤になってくると良い曲も出だすのですよ。
『運命の皮肉』と『リバイアサン』の2曲は特にお気に入り。
最初は穏やかで、サビに入ると急激に盛り上がる曲が自分は好きなようです。
「CLANNAD」の『渚〜坂の下の別れ』もそういえばそうでした。
そして忘れちゃいけない。
伝説の主題歌(ぉ
その名も『
Face of Fact』!!!
唄・作詞はお馴染みKOTOKO嬢。作曲もお馴染みI'veサウンド。
最強だっ!
最強だよこのコンビはぁっ!!
自分が「バルフォ」を知ったのは、ねこねこソフトの「ねこねこファンディスク2」のデモを見たときに、
この曲に感動したのがきっかけだったりするのです。
つまり
曲だけでゲーム購入まで引っ張っていかれた、と。
凄いんですよ、とにかく。
ゲーム中でも反則的な使い方されますしね。
あの演出は見事でした。
ストーリー
ヒロインは6人いますが、攻略順序が大凡決められています。
それに従って、軍側・テロリスト側と様々な視点から話の根幹にあるものを徐々に解き明かしていく…
この手法は大成功だったのではないかと思います。
初めのうちは目の前の敵を倒して、何となくハッピーな終わり方をするだけですが、
中盤辺りからは主人公の生い立ちやら政府の陰謀やらが絡んできて一気に面白みが増します。
ていうか
バチェラ萌え>突然何を言い出すか
そして5人のヒロインは実は伏線だったりして。
全ての視点から真実に近づいていったとき、最後のヒロインのルートで全ての謎が…
こんな感じです。
普通、ヒロインをクリアしたときには暫く余韻に浸りたい気持ちになりますが、
ことバルフォにおいては早く先が知りたいという衝動に駆られることの方が多かったです。
感想・総括
いやー、本来アクション苦手な自分もこのゲームには熱中しました。
「アーマドコア」や「バーチャロン」、「アヌビス」を無理矢理やらされた挙句
操作方法分からないまま瞬殺されたときには二度とアクション物はやるまい。
と誓ったものでしたが、シンプルな操作性も手伝って自分でも何とか全クリすることは出来ました。
や、言うまでも無く
かなりの回数リトライしてるんですけどね。
また、全クリ後の楽しみとして「サバイバルモード」と「バルド地獄」というものが出来ます。
サバイバルはその名の通りひたすら敵を倒して、どこまで進めるかというもの。
「バルドねこ」や「バルねこ」と同じってことで良いんでしょうか?
そして問題の「バルド地獄」。
これだこれ、これが凄いんだ。
ゲーム本編ではなし得なかった地獄のような36ステージが用意されています。
その中にはなんとねこねこのキャラ(「バルドねこ」のキャラ)が出てくるステージもあるのですよっ!
しかも声付き!!
ねーちんに罵られながら滅多刺しにされたい方は是非どうぞ(はぁと)
………立候補するのはあの人しかおるまい(ボソ
まぁ冗談は置いておいて、このバルド地獄が本当にヤバイです。
初めのうちは何回かリトライすれば勝てる位なんですが、
E・D・C・B・A・Sとある地獄度のうち、Aでも相当苦労しますがSになってくると
洒落になってません。
最悪はめられると敵に1,2撃攻撃をヒットさせただけでこっち死にますし…_| ̄|○
自分はステージ(確か)31の「C・O・M・B・O」とそれ以降がクリアできませんでした。
や、実際無理ですってば、アレは…。
ねーちんすごい勢いで突進してくるし速いし、硬いし、強いし、
怖いし。
では、いつもどおりのシナリオランキング&キャラランキング。
シナリオ。
憐「永遠」>憐True>ひかる>月菜>綾音>みのり>リャン
リャン以外は見事に攻略順になりましたね。
進むほどに面白くなる…それをそのまま表しています。
リャンは……。あの後どう考えても2人とも幸せになれそうに無いのがマイナス。
憐のみTrue以外のEDも加味できますが、それ以外のEDは正直鬱系ばっかりです…。
月菜「天獄」は……「
うわぁ…」って感じですし。
続いてキャラ。
ひかる>憐>リャン>みのり=洋介≒綾音≒カイラ≒八木澤>あきら>月菜>>ゲンハ
こんな感じで。
…敢えて何も言うますまい(何故
強いて2点挙げるならば、FLACK第一小隊は好きであること、
ゲンハが最凶の悪役でること。だと思いますね。
…実際凄かった……(汗
ということで、大分レビューするのが遅れましたがこんな感じになりました。
何気にゲームパッド買ってから慣れる為にちびちびやっているんですが…
依然としてキーボードプレイの方が強いのはいかがな物かと。
「バルドねこ」100面まで、「バルフォ」全クリ+バルド地獄ステージ31個分の経験値は
操作性を以ってしても超えられない、と言うことでしょうか。
同社の「デュエルセイヴァー」は初めからパッドなのでそうはなら無いでしょう。…多分。
それでは。
(2004/12/7)
戻る