砂漠を舞台にした壮大な物語。ねこねこソフト「朱-Aka-」レビュー。

朱-Aka-(ねこねこソフト

やってた時期の日記
あらすじ

灼けた強い陽射し。
熱を帯びた風は、砂を舞い上げ足元を焦がす。

ゆらゆらと、地平の彼方を揺らす、
地面から立ち上る陽炎。

そして、高く舞いあがった黄砂は風に乗り、
どこまでも続く青い空を濁しながら流れていく…


叶える者、ルタ…
そして彼の者から力を授かった眷属とその守護者達…

彼らはそれぞれの願いを、想いを胸に秘め、砂地を行く…
それは悲しく長い物語…

※「朱-Aka-」初回特典冊子より引用・加筆
システム

基本的なシステムは完備していると思います。
スキップ・バックログなどは当然あります。
ただ、やっぱり読ませる系のゲームはメッセージウィンドウではなく
全画面でバックログ表示してもらいたいですね…。

セーブは6×10の60個。
プレイ日記書きながらのダラダラプレイでも30個使わなかったので、
余程の事がない限りは事足りるでしょう。
サムネイル・コメントともにありませんが、
章数・シーンなどがセーブファイル名になるのでそんなに混乱はありません。
それと些細な事ですが、ロード地点より前のバックログが残っているのが何気に嬉しかったり。

PC新調して最初のゲームだったので当然といえば当然なんですが、
動作も重くなく問題点は特に感じませんでした。
グラフィック

CGは差分抜きで155枚。入れると…250枚くらいでしょうか?
こちらは構図から塗りまでほぼ問題ナッシング。
違和感があるのもちーとありましたが気にするほどのものじゃないでしょう。

立絵はローブを着ていたりいなかったりとか、
そこら辺のかなり細かい所まで再現しているので結構種類があります。
名前が無いようなキャラまで立絵があって、
下手なヒロインよりもヒロインっぽいのがちょっと笑えました。

あと、ねこ様では唯一?瞬きがありましたね。
自分は全然OKでしたけど、
後の「ラムネ」にそれが継承されていない所を見ると不評だったんでしょうか。

それと所々アニメーションが入ってました。ホントささやかな。
サウンド

最強の出来。

ねこ様としては恐らく最高の出来ではないかと。
どの曲もアコースティックでしっとりと聴かせてくれます。

ボーカル曲は5曲。
どれもこれも怖いくらい作品のイメージにマッチングしてまいっちんぐ。
『朱』…ラッテをイメージした曲ですね…。改めて歌詞を見ると(ノд`)
『砂の城』…一番好きな曲。砂地の辛さと言うか、“旅”の辛さを感じます。
『Desert』…これまた砂地をイメージさせる曲。…イメージ通り仕上げるって凄い。
『砂銀』…OPテーマ。全クリしてから聞くと結構キます。
『想い -風に舞うしるべ- 』…流れたところでは漏れなく泣きました。
はー…流石はねこ様、いい仕事してますよ〜
ストーリー

一章〜三章、幕間『朱』、四章、そして終幕へと向かう『銀色』の6章構成になっています。
一応エピローグもあるんで分け方としては7パートでしょうか。

四章とエピローグ以外は同じ時代をそれぞれの主人公達の視点で描いたもの。
「銀色」プレーヤーなら分かる通り、初めのうちバッド地獄です。
あ、いや…うーん……でも「銀色」のそれに比べればまだそんなにバッドじゃないかも。

まぁ、“全ては終幕への布石”…というわけですよ。

物語の中心となるのは第一章の主人公カダンとアラミスの旅です。
義務を果たす二人が、西の還す者ナンディニと出会い、
それをきっかけとしてルタの元を目指すことからこの壮大なお話は始まります。

一度はその旅に失敗するものの、
失ってしまった己自身を取り戻すために再びルタの元へと旅立つ二人。
他の眷属たちの想いと、“証”を集めながら……
感想・総括

重っ! 難っ!!

まず第一の感想はこれになりますね(苦笑
いや、本当にテーマが重いですし話が難解と言うか何と言うか…
でも間違いなくいいゲームです。

えっとー…

うんとー……


…………


……やっぱりプレイ日記つけてると感想・総括書くことないだよもん_| ̄|○

分かっていた…
分かっていたさ…こうなるだろうことは……

同じ事書き直すのもなんか自分が気が乗らないというか、腑抜けたレビューになること受けあいなので無し。
レンニャクがどう感じながら「朱」をプレイしていたのかはこの辺りを見てみてください。
このままだとあんまりにも不親切だから各章を始めた日にリンク。
二章三章四章銀色

「おいおい、手抜くなよ」という貴方、こんだけ書いて更に何を書けというのですか…?(泣
僕はそんなにネタを持っていませんよ_| ̄|○


はふぅ…んでは気を取り直してシナリオランキング&キャラランキング〜。

シナリオは1本道なのでちと評価しづらいんですけれども…
 銀色>第四章>第三章>朱>第一章>第二章

こんな感じでしょうか?
続いてキャラ
 男性:ウェズ>>ルタ>カダン≒ターサ≒宿屋の親父
 女性:ラッテ≒アラミス(声無しw)>ファウ≒マィラ>ミルア>イブラ≒イスナ>ナンディニ>チュチュ>ニムラム

こんなところでしょうか。ミルア萌え。
※ミルア…ハファザの街の宿の看板娘。所謂村人A。


お話についての考察をしようかとも思いましたが、
余りに時代遅れであるのと自分の中でも纏まりきっていない所があるので今回は割愛させて頂きます。
ファウさんについて

某晒四天王の御所望もあってこんなコーナーを設けることに(笑

ファウさん…。
その人はハファザの街の薬師にして第三章のヒロイン。

負けず嫌いというか強情っぱりな性格に加えて、健気な看病の姿。
そして止めと言わんばかりの飲酒イベント……。
や、MAXEさんが惚れ込むのも納得というか。
その割りにキャラランキングでトップにはしていませんが。

しかし、一つのベッドに二人背中合わせというシチュエーションは個人的にはクリティカルヒットでした。
それに加えて「はい、とっても」の破壊力。

ハファザの薬師、恐るべし!!

余談として…アルバムモードであのCGを見るとウェズがふっつーに寝てるのはどうかと思う。
あれじゃファウさんあんまりだよ…。
原画側とシナリオ側で意見の食い違いがあったのか…それとも途中で展開が変更になったんでしょうか?


三章自体ですが、一番報われないというか…
メインキャストの中では唯一、三章のウェズとファウさんだけが命を落としてしまいますよね…。
しかし単に殺されただけではないですし、
カダンに、己の証は愛する者の中にあるという事を確信させるために必要だったわけであって…

……って結局ウェズについて語ってどうするよ俺!

以上、ヒロインよりも主人公に惚れたレンニャクでした。
まとめ切れてないのは気にしてはいけません。

(2005/3/9)


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