片隅の部屋へようこそ。
日記…それは日々の愚考の積み重ね。

2005年2月16日

おはようございます…というよりかはもう完璧に「こんにちは」な時間ですが。

や、実は昨日あの後あほな事をやり始めたら結構楽しく、 なんだかんだ言いながら大体いつも通りの起き続けてしまってしまいました。 自分の計画性の無さはこの際無視してください。

で、何をやっていたのかというと『動画編集』やっていました。

「バルねこ」を起動した時に流れるOPムービーって画質荒いですし、 曲もオリジナルの『Face of Fact』の方が好きなので。 そして一番の理由は『Face of Fact』を使ったムービーがちょうど4つ手元にあったので 画面4分割して全部同時に流したら面白いんじゃね?という短絡的思考の末の犯行です。 よって被告人に計画性は無かったものと思われます。

0から作ったのではなく既に完成されたムービーをくっ付けただけですので 思いの他簡単に出来ました。 無許可で全部くっ付けているので公開なんてとてもじゃないですが出来ませんけど、 折角なのでちっこいスクリーンショットなんか公開してみたりして。

タイトル画面 あの画面

クレジット

画像ソースは左上から「バルフォEXE」OP、「バルねこ」OP、 「バルフォ」OP、MADムービー「Angels」になってます。 タイトルは中途半端に『Face of Others』とかつけて見たり。

これで「バルねこ」を起動すると4つの高画質のムービーが同時に見れるようになりました。 大満足。ファイルサイズ300MBオーバーというとんでもない大きさですけれども。


それでは2日ぶりにプレイ日記へ〜。


チュチュをつれてハファザの街へと出たターサ。 予想通りチュチュは珍しいものを見つけてははしゃぎ回っていました。 手元の品物を売ってお金を手に入れるという第一の目的も忘れてしまっています。 ターサがその事を言うと、チュチュがあの店はどうかと一つの露店を示しますが… そこは明らかに色々珍しいものを売っている店。単に自分が見たいだけだったり。

そんなチュチュの思惑には簡単に気づいたターサでしたが、 結果として売れれば問題は無いわけで結局はその店に行くことになりました。 登場したのは1章でもお世話になった露天商の女の子。って君かい! 無事に品物を売った後、女の子にリボンを買わないかと薦められます。 チュチュもそれを気に入ったようなのでターサが「買うか?」と尋ねましたが断られました。 …?チュチュが買ったからアラミスが最初に欲しがったリボンがなくなったわけじゃないんですね。


夜。宿で二人はまた美味しい食事を食べていました。 話はハファザの街と昼の出来事について。 チュチュは本当に嬉しそうに笑ってくれ、ターサも連れて行った甲斐があったというものでした。 と、ここで例のリボンについての話に。 店前では遠慮をしていたのかと思っていたターサでしたが、 別にリボンが欲しかったわけではない、というチュチュ。 理由を尋ねますが「まだ秘密」といってはぐらかされてしまいました。

うーん…別の物を見ていたって言うわけじゃないし…。 なんだろう?

明日も街に出ることにし、チュチュも当然ついてくるものと思っていたターサでしたが、 チュチュは明日は一人で何か別のことをする予定のようです。 ターサが尋ねてみてもこれまた「秘密」。 その後突っ込んで訊いてみても「秘密は秘密」と楽しそうに言われてしまいました。 チュチュは隠し事できないタイプなのですぐに分かるだろう、と ターサもそれ以上訊きませんでした。

チュチュの様子からすると楽しいことをやるみたいですけど…。 幼馴染のターサを置いて一人ですることって一体なんでしょう? あのお店で見つけた何かをターサにプレゼントする、とか?


朝、鳥の鳴き声に混じってチュチュの慌てた声で目が覚めるターサ。 見ると、チュチュは何か縫い物をしているようでした。 余程真剣なのかターサが声をかけてもその事に気づいていない様子。 改めて声をかけるとようやく気づいた様で、 慌てて手に持っていた道具を隠すチュチュ。 …もう遅いってば。

問い詰めると、上手く出来たら旅費の足しに出来るかもしれないと思ってリボンを編んでいたんだとか。 「お前にそんなもんが作れる訳ないだろ」というターサ。 …でもこの日縫い始めてもうあんだけの長さの物が作れるならとりあえず作ることはできるんでは? っていうか、あのペースは縫い物名人すら凌駕しているような気がするのは気のせいですか?

そんなターサの言葉に何か言い返そうとするも、 最後は自信なさげにうつむいてしまうチュチュ。 ここでターサは本当に言ってやりたかった言葉を言ってやります。

「…頑張れよ」
「えっ?」
「可愛いのが作れるといいな?」
「ターサ…」
「う、うん、私、頑張るよ〜」

この子達は……(ノд`)


ターサを見送る、というチュチュに腕を引っ張られて宿の広間までやってきたターサ。 そんな様子を見た宿屋の娘に「恋人同士」「羨ましい」と言われて慌てふためきつつも満更ではない様子のチュチュ。 ターサも困ってしまいますが、特に肯定も否定もせず、その場をチュチュに任せて さっさと外へと出て行ってしまうのでした。 ちょっとチュチュは寂しそうでした。 ……「否定する」と「放っておく」の選択肢が出て、 否定するとチュチュが悲しむだろうな〜と思って放っておいたらこれですか_| ̄|○

街に出たターサは領主の屋敷の前に来ていました。 本来は品物を売るためにやってきたハファザの街でしたが、 せっかくなので下調べをしていくことに。


思いのほか時間がかかり帰るのが遅くなってしまったターサ。 チュチュが怒ってしまうかと思いながら宿に入ってみると、 そこで宿屋の娘とチュチュが楽しく談笑していました。 なんでも二人で例の植木を見ていたんだとか。

…どうでも良いんですけど、チュチュが宿屋の娘さんを「お姉さん」と呼んでいるという事に驚き。 あの見た目でチュチュより年上ですかそうですか(何

植木を見た宿屋の娘によって、この木の名前が判明。 「ブライタの木」という種類の木だそうです。 そして綺麗な花も、美味しい実も生らないことも分かりました。 残念そうなチュチュでしたが、この木がこの宿よりも大きくなると聞かされて驚きます。 それはターサも同じでした。

ぐぐってみたんですが、 ブライタっていう種類の木はどうやら実在(あるいは現存)していないみたいですね。 大きい木、っていうとジャイアントセコイアとか想像するんですが。 ってあれはいくらなんでも大きすぎるか……。


部屋に帰った後も落ち込んだ様子のチュチュ。 この植木がそんなに大きくなるのならばこのまま育てることは出来ない。 以前のように枯らせてしまわないように大切に育ててきたのに、 結局はお別れしなくてはならないことが寂しいようでした。

そんなチュチュに、ターサは「領主の館に忍び込んで、それから遠い地に行かないか?」と提案します。 突然のことに戸惑うチュチュ。…ん?どういう事なんでしょうか?

どこか遠い地に行けばあの植木を植えてやることもできるし、 ここでしっかりと稼げたのなら静かな暮らしだって出来るかもしれない、と。 その事に頷くチュチュですがどこかその表情は寂しそう。 その理由も気持ちも分かっていたターサでしたが、他に思い浮かぶことは無かったのでした。 ターサの本心はあくまでも、チュチュに笑顔でいてもらいたい…という事なのでした。 そんなターサの心が分かるのか笑顔を取り戻してくれるチュチュ。

この子達って子は……(ノд`)


過去回想。

自分を拾ってくれたおじさんにこき使われていた幼少時代のターサ。 荷物もちをさせられ、ひどい扱いの中砂地を渡っていました。 背中に背負っている荷物の方が自分より価値のあるものだと理解していた。 それでも、砂しかないこの場所においていかれたくないターサは必死でおじさんについていくのでした。

砂嵐をやり過ごし、再び歩き始めようとしたターサの目に映ったのは倒れた人の姿。 慌てておじさんに声をかけ、近寄ってみるとそこには母親と守られるように抱きしめられたその娘らしき二人が地面に倒れていました。 母親には既に息はないようでしたが、娘にはまだ息がありました。 しかし、おじさんは女の人の金品を物色しただけでその場を立ち去ろうとします。最低。

何故かその女の子のことを放っておけないターサは、拾われてから初めておじさんにお願いをします。 「この女の子を連れて行ってあげて」と。 初めは足手まといが増えるだけ(あんたが荷物背負わせてるから足手まといになっちゃってるんだよ)だと その事を許さないおじさんでしたが、必死なターサの様子に渋々それを認めました。 ただし自分で面倒を見ろと、俺は知らねぇ、と。最悪。

そんなクソオヤジの言葉に嬉しさで胸がいっぱいになる健気な少年ターサ。 これからどうなるかは分からない。でも、仲良くできれば良いと、 友達になれれば良いなと、そう思ったターサなのでした。

…これがターサとチュチュの出逢いだったわけですか…。


短いですが今日はこれまで。これからバイトに行ってきます。 夜にまたやる…のかな? それでは。



2005年2月17日

上二つはベースが全く一緒だから完璧に融合するんですけど、 下二つ、特に右下は全く別物だから細かいところはどうしてもズレが生じてしまうんですよ>一部の方への弁解

完璧に合うように編集するのは不可能ですたい。 それこそ0から作り直した方が早いんではないかと。出来ないですけど。


あ、あと一番初めのところで画面中央から上にかけて黒い線が一本入ってますけど、 あれはオリジナルのムービーに入っているものと思われます。 消しても良かったんですけどめんどくさくて出来るだけ手を加えたくなかったので。


さて、与太話はこれくらいでプレイ日記の方行ってみましょうか。


ハファザの領主の城にやってきたターサとチュチュ。 城の中には衛兵の姿が見えずこれなら簡単に仕事が終えられるかも、と喜ぶチュチュでしたが、 油断していたのが災いしたのか不意に見回りの兵に声をかけられてしまいます。

果たして盗人と気取られたかどうかは分かりませんでしたが一気に外まで逃げてきた二人。 と、ここでチュチュが、ターサが手に傷を負っていることに気づきます。 恐らくは逃げている途中にどこかで引っ掛けたか何かした軽い傷。 「気にするな」「それより、ここから早く離れよう」とターサが言いますがチュチュは返事を返しません。

「…………」
「ね、ねぇ、ターサ」
「やっぱり、もうやめようよ」

何のことか分からないターサ。 チュチュはかなり思いつめているようでした。 人の家に忍び込んで盗みを働くのはやめよう、と。 そして何より、それでターサに怪我をして欲しくない、と。

ずっと一緒に過ごしてきたターサでも久しぶりに見たという真剣なターサ(ずいぶん失礼な言い方だな)。 チュチュの一言一言が胸に刺さる気がする。 今まで言いたくてもずっと抑えてきた言葉なだけに、ターサも何も言い返せないのでした。

真っ直ぐ、真剣にターサの瞳を見つめるチュチュ。 手に負った傷よりも胸の方がひどく痛むターサ。 静寂に包まれた夜の街に吹く冷たい風に晒されながらターサが言った言葉は…

「…そう、だな」
「え?」
「お前の言う通りかもしれない」
「分かってくれたの? ターサ」
「…ああ」
他に、どう答えるべきか俺には思いつかない。
こんな自分の事を、いつだって真剣に、考えているチュチュに…

……(ノд`)

夜が更けきる頃宿に戻り、傷の手当てをしながら二人は今後のことについて考えます。 念には念を、ということでとりあえずハファザの街を出ることになりました。 宿屋の娘にここから南に言ったところにあるアル=イェドという街のことを教えてもらい、 そこに向けて今すぐ出発することになります。

柔らかな、それでいて冷たい月明かりの下砂地を歩く二人。 と、突然チュチュがターサに謝ります。何を謝っているのか分かっていたターサでしたが 敢えて何を謝っているのか尋ねました。 いつも失敗したり、わがまま言ったり…本当に自分はダメだ、と自責の言葉をつむぐチュチュ。 今日の事だってあの植木の事がなければ……と、かなり落ち込んでしまっているよう。

そんなチュチュにターサは白い息を煙らせながら訊きます。

「…辛いか?」
「えっ…」
「いや、俺といるの、嫌か?」
「…………」
「…ううん」

静寂が覆う漆黒の闇の中、小さく、けれど確かに首を横に振るチュチュ。
それだけで十分だった。
だから俺は何の飾りも無い、素直な自分の気持ちを言葉に変えて伝える。
「じゃあ、俺も同じだ」
「え?」
「だから気にするな」
「タ、ターサ…」
「えへへ、ありがとう」


…………(ノД`)

泣きながら、それでも本当に嬉しそうな笑顔を見せてくれるチュチュ。 見慣れているはずの笑顔なのに、ターサは妙な気恥ずかしさを覚えるのでした。 …へ、へへっ(?)


焚き火を囲んだ二人。 チュチュは植木の事を考えていた、と話します。 今度はずっと一緒にいられると思ったけどダメだった、と寂しそうな表情を浮かべます。 その言葉に胸が騒ぐターサ。 いくらそう願ってもずっと一緒にいられないのだろうか……と。

ターサは植木とチュチュを自分に置き換えて考えているんですね。 まぁその危惧が現実になるのは1章で実証済みなんですが(ノд`)

やっぱり木が沢山あるところに植えてやりたいというチュチュ。 意見を求められたターサ(俺)は「分からない」と答えます。 でも、「チュチュが好きにするのが一番じゃないか?」という言葉に、 チュチュは笑顔を見せてくれるのでした。

なんだ……?2章はインターバルじゃないのか? なんだこの胸の痛みは……。

チュチュと話しながら別のことを考え始めていたターサ。 この木は、元々植木鉢で育てられるものではなかった。 だから相応しい場所へと植え替えてやる。 それはきっと正しいこと。だったら自分も本当はそうしなければならないのだろうか。 …………。あれさえ隠し続けていれば、きっとチュチュとずっと一緒にいられる。 だけど、本当にそれで良いのだろうか?…と。

そっか、さっき考えていたのは逆だったんですね。 チュチュ=植木、ターサ=チュチュに置き換えてターサは考えていたんですか。 …相応しい場所っていうのはレイラン、あるいはルタの元って事でしょう。 チュチュは自分が眷属だと自覚ありませんでしたがターサは分かっていたんですね。 ……ああもう……痛ぇなぁ…………。


翌日、途中で見つけたオアシスで遊んだりしながらアル=イェドの街に到着 ……って、うぉ!? こ、この曲はファウさんのテーマ!!?  そっか、3章はアル=イェドが舞台なのか。

どうやらハファザの街よりも賑わいは無いようですが、露店があることに喜ぶチュチュ。 みて回ろう、というチュチュでしたがターサにまず宿を見つけようといわれてそれに従うのでした。 そして宿へ……って、うぉお!!?  なんだこのメイド喫茶も真っ青な宿屋の娘さんは!!?  っていうか、このリボンは……憐?「バルフォ」のなのか!?  いや、正確に言うならば雪希さん+憐のリボンと言った所か。 それでいて服装は夏ハコネことなつみに似ているとは……ちいぃっ!(??

どこかの学園ラブコメAVGに出てきそうな服を着た娘さんに案内されて通されたのは そこそこ良い部屋のようでした。夜、豪華といえないまでも美味しい食事に喜ぶチュチュ。 そこで、明日は二人で街を見て回ることになりました。

その翌日、久しぶりに二人でただ街を見るだけということでチュチュは大いにはしゃぎます。 ターサもこの日はとことんチュチュに付き合うことを決心。 とっても楽しい一日となりました。 夜宿に帰ってからチュチュはまたリボンを編み始めます。 ……今更どうでもいいですけど、リボンって織らずに編んでも出来るんでしょうか。

そのまた更に翌朝。 どうやらずいぶん遅くまで頑張っていたようで、朝が強いはずのチュチュがかなり眠そうにしています。 しかし、今日も街に一緒に行くと決まるとさっきまで寝ぼけていたとは思えない快活さで部屋を出て行きました。 ターサが準備を終えて広間にでると、やっぱりチュチュは宿屋の娘と仲良く話していました。 彼女の話ではハファザでもうすぐ祭があるんだとか。 小さい街なのに露店が出ていることに合点の言ったターサ。 祭に行きたいというチュチュを宥めて、街へ出かけていきました。

露店でトルネコと話したりしてこの日の物見遊山は終了。 夜。夕食をとりながら、話題はハファザの祭のことに。 祭に行きたいと言うチュチュでしたが、二人は窃盗未遂でハファザから逃れてきた身。 どうあってもターサは首を縦に振るわけにはいきませんでした。

残念そうするチュチュは、リボンを編み始めますが上手くいきません。 辛く思っていても、ターサに心配をかけないようにしてきたチュチュ。 その姿に胸が痛むターサは、せめてもの罪滅ぼしに明日も一緒に街を見に行こうと言います。

「今日みたいに二人で、また色々見てまわろうぜ」
「…ターサ」
「どうだ?」
「う、うん、そうだね。きっと楽しいよね」

先ほどまでの無理した雰囲気はすでに消え、いつもと同じ元気な笑顔を向けてくれるチュチュ。 だからターサも、素直な気持ちを言葉に変えて伝えます。

「いいさ、俺もお前と行きたかったし」
「えっ?」
「さて、そうと決まれば寝るぞ」
「ちょ、ちょっとターサ、今なんて言ったの〜?」
「おやすみ」
「も、もう〜、教えてよ〜」

…………。


(*ノノ)きゃっ(???


翌朝、二人は早速街に出かけます。 今日はリボン作りの参考になるような可愛いリボンを売っているお店を探すことに。 と、ここで昨日のトルネコ(いつまで引っ張るか)が出てきました。 リボンを作っていることを話すと、いい出来だったら買うと申し出てくれます。 その事にとっても喜ぶチュチュなのでした。

上機嫌なチュチュをつれて街を歩いていたターサ。 と、こちらに向かって歩いてくるある女性の姿が目に留まり、自然と足が止まってしまいます。 その人は……水鏡の者でした。

…ローブ脱いだ水鏡の者は初めて見たんですけど、この人キョヌーさんだったんですね……。

こちらに気づいたのか、水鏡の者も立ち止まります。 ターサが凝視したのはその喉元にある赤い石……ルタの眷属の、証……。 何か用があるのかと尋ねられたターサでしたが、「なんでもない」というターサの言葉に水鏡の者は去っていきました。 気がつくと拳を握っていたターサ。 ……チュチュのことを探しに来たのではないかと不安に思っていたんですね。

宿に帰ってからもターサの不安は消えません。 チュチュが話しかけても適当な相槌を打つことしか出来ないほどです。 何かあったのか、と心配するチュチュですが、この心配の種だけはチュチュに話すわけにはいかないターサ……。 「何か困っていることがあったら、すぐに言ってね」という言葉が、嬉しくもあり、そしてとても辛いのでした。

ベッドに入ったターサが思うのはあの赤い石……。 この、懐に隠したものと良く似た赤い石……。 それは昔受け取った日からずっとターサが持ち続けていたものでした。

……チュチュが眷属であるっていうことを隠しているだけでなく、 眷属の証である朱もターサは隠していたんですね。 自分の所から離れて欲しくないっていう気持ちからなんでしょうけど…… だったらなんでターサはレイランを探しているんでしょうか。 …ん? あれ? 最初のギモコダン以降レイラン探しして無くなかったか? まぁいいや(ぇ

過去回想。砂漠でチュチュを助けてから数日が経った頃、 ターサは朱い石をチュチュに差し出されます。そして「連れて行って」と。 なんの事かさっぱり分からないターサでしたが、 チュチュが言うにはこの朱い石を見せればどこかに連れて行ってもらえるんだとか。

どこに連れて行かれるのかは分からないけれど、そこに行く途中だったとチュチュは言います。 それと、砂地でチュチュと一緒に倒れていたのは母親ではなく守護者でした。 もっと小さい頃にどこかのお姉さんから貰った朱い石……。 もし迎えが来たときにそれを見せたらチュチュはどこかに連れて行かれてしまうんでは…… 幼いターサの心の中に、そんな不安が芽生えたときでした。

昔の夢から目覚めると、まだ回りは暗くどうやら寝てからあまり時間が経っていないようでした。 まだ起きてリボンを編んでいたチュチュにターサが提案したのは…… ハファザの街にもう一度行くこと。 一度は否定したはずなのにと驚くチュチュにターサは説明します。 祭を見に行くのではなく祭の前日、警備が手薄なタイミングを狙って今度こそ盗みを成功させるんだと…。

もう盗みはしないと決めた、と言うチュチュでしたが、 ターサの決意は揺るぎませんでした。 どこか遠い地へ。そこで二人で静かに暮らす……そのために。 そんなターサに押し切られる形でチュチュももう一度だけ盗みを働くことを了解するのでした。


翌日、再びハファザの街へ向けて出発。

アル=イェドにくるときにも見つけたオアシスで休んでいるとチュチュの額が光り始めます。 …そこに写っていたのは、燃え盛るハファザの領主の城でした。

…チュチュって水鏡の者だったんですか。 私ゃてっきりぽんこつの者かと思っていましたよ。

今までは知らない場所が燃えている景色ばかり見てきた二人。 しかし今回は知っている、それもこれから向かおうと思っていた場所が燃えている景色を見て狼狽するチュチュ。 「自分達に関係ないこと」「今回はたまたま知っている所だっただけ」と言って落ち着かせるターサでしたが…… その言葉は、自分自身にも向けた言葉でもありました。


ハファザの街についた二人。 領主の城がどうなったか(俺が)気になったので実際に見に行ってみることに。 領主の城はあの日のままの姿で健在で、どこにも燃えたような痕跡もありませんでした。 やっぱり気のせい・勘違いだったか、と安心するチュチュとターサ。 …水鏡って、未来のことも(を?)写す能力だったんですね。 あ、いや? もしかしてチュチュは未来を写す能力ってことなんでしょうか?

夜、領主の城に忍び込んだ二人。 衛兵に一人も会うことなく無事に盗みを成功させます。 が、部屋から出ようとしたとき誰かに声をかけられます。 チュチュの手を引いて逃げるターサ。その時耳に入った言葉は…「ここは一体何処なのだ」…。 領主さん……。

もうすぐ出口というところでカダンとアラミスに遭遇。 チュチュを迎えに来たのかと思い、カダンに身構えるターサでしたが、 もうすぐ火の手が回る、とだけ伝えて二人は去って行きました。その後、自分の額に写ったとおりに燃え出す城を見て怯えるチュチュ。 そんなチュチュを連れて、逃げ出すようにハファザの街を出るターサなのでした。


次の日の夜。再び舞台はあの泉。 ハファザを出てから一昼夜、二人は歩き続けていました。

不安を言葉にするチュチュ。 どうすれば、その不安を消せるのか、長い付き合いなのに分からないターサ。 だけど自分に何が出来るか、そして何を言ってやれるかだけは分かっていました。

「…なあ、チュチュ」
「お前が心配する必要なんて、何も無い」
「…どうして?」
だって、俺が側にいるんだからな

自分に出来ることなどたかが知れている。けれど、この気持ちだけは本物。 何があっても側にいてやる。だから……。 …それに盗みは成功したから、もう危ないことはしなくていい。 約束したとおり、これで遠い地に二人で行く事だって出来る。 だから安心してくれ…と。

ターサの言葉に、チュチュは笑顔で答えてくれます。 そんなチュチュの笑顔が嬉しくて、ターサも笑顔になるのでした。


…………(ノД`)



さて、今日は飲み会がこれからあるのでプレイ日記はここで終了。 明日急遽バイトが入ってしまったのでプレイ日記再開は明日の夜になると思います。 はぁ…ハッピーな展開が望めないのが何か痛い……。それでは。



2005年2月18日

こんばんは、レンニャク@下痢・腹痛&ねむねむです。

それでいながら今日は徹夜で「朱-Aka-」プレイの予定。 なんでそんなに切羽詰っているのかというと、 おまけのモードでシーン回想を見た結果、 現在まだ14/60しかイベントを見ていないことが判明。つまり大体25%くらい。 ここまでで8日かかっているということは全部終わるまではあとその3倍の24日かかる計算。 終わる頃は多分3月中旬になるわけですね。って、



春休み半分終わってるじゃん。



それはまずい。それだけはまずい。 その後に「120円の春」や 「SNOW」、 「ねこねこFD2」本編が待っているというのに。 パソゲ・ギャルゲだけで春休みが終わってしまうのだけは何とか避けねば……。

ちなみに、



どれかやらないっていう選択肢は
存在しないです。


(ノ∀`)


そんな訳で今日は徹夜。それとこれから日記のペースを速めます。 あ、でも3章はしっかりプレイ日記します。


翌日は朝からチュチュと水遊びして日が暮れました。マジすか!?

このオアシスに植木を植えようか、というチュチュでしたが、 二人が落ち着いた場所に植えたらどうか、というターサの提案に賛同。 もう暫くこの植木も二人の旅に付き合うことになりました。

翌日。昔の夢から覚めたターサ。 やっぱり朝が強いチュチュと今後について話し合います。 リボンの件もあるし、アル=イェドにまた行こうと言うチュチュでしたが、 ターサは水鏡の者と会ったあの街に行くことに不安を覚えます。 しかし結局は何もされなかったし、カダン達からも何の干渉も無かったので、 自分の杞憂と言うことにしてアル=イェドへ向かうことにしました。


アル=イェドについたその日にチュチュのリボンが完成。 その次の日に領主の館で手に入れた物と併せてトルネコ(最早取り消し線すらなし)の店に行くこうとしますが、 もう別の街に行ってしまったらしく居ませんでした。 がっかりとするチュチュでしたが、代わりに水のキャラバンのお姉さんに二つとも買って貰えました。 そしてここからギモコダンを経由して更に西に行ったところに大河があるという情報もゲット。 …そこに向かうのかな?

リボンが売れて上機嫌なチュチュを連れて街を歩いていると、またチュチュの額が光り始めてしまいます。 チュチュを抱きしめることで何とかその場をやり過ごした……と、思いきやその現場を水鏡の者に見られてしまいますした。 チュチュを先に宿へ帰し、水鏡の者と二人で話すことに。 「なぜ水鏡の者に守護者がいるのか」と問われ、何のことだか分からないターサ。 結局、逃げるようにその場を後にするのでした。

…チュチュも水鏡の者だったんですね。 それと、「“あなた達”、眷属に連なるものでしょう」という水鏡の者の言葉…。 一緒にいるから守護者だと勘違いしたのか、ターサにも何か特殊な力があるんでしょうか?

宿に帰ってからチュチュと今度は海の向こうを目指すことを決めました。 期待に胸を膨らますチュチュ。これでいい筈だと自分に言い聞かせるターサなのでした。

旅の疲れと昼にはしゃいだ疲れから早くに眠りについたチュチュ。 ターサも寝ようとしたその時、何者かがドアを叩きます。 扉を開けるとそこに居たのは……昼間会った水鏡の者でした。

やはりターサは守護者ではありませんでした。 水鏡の者から聞かされたのは、ルタの者であるチュチュとターサが一緒にいることは叶わない。 眷属ならば義務を果たさなければならない。 そしてレイランを目指せ、という事。 それだけ伝えると水鏡の者は去って行きました。

レイラン。それは二人が幼い頃チュチュを探しに来た男が言っていた場所。 本来、チュチュがいるべき場所の名……。

……しかし、チュチュが水鏡の者だとすると、守護者はいないはずな訳で。 小さい頃一緒に行き倒れていたのは守護者じゃなくてチュチュが幼いが故に付いていた 保護者みたいな者だったんでしょうかね? まぁあの年で一人で砂漠を渡るのは無理でしょうからねぇ……。 と、あれ? 眷属の者は年取らないっていうのは勘違いだったんですか…? んん? ナンディニだけが特別?? んんん???

ま、そこら辺も最後まで行けば分かりますか。


翌日、ターサが言った目的地の名は……ここから西のギモコダン。 レイランのある東とは逆方向でした。 …ターサはチュチュと共にいることを選んだんですね……。

ターサは、ずっと昔からレイランを探している振りをして、 本当はレイランの手がかりが見つからないで欲しいと願っていました。 手がかりさえなければチュチュと、ずっと一緒にいられる…と。 明確な手がかりが手に入ってしまった今、ターサはどうするつもりなんでしょうか。


旅の途中寄ったあの泉。 無理な行程のせいで疲労気味のチュチュ。 そんな姿を見て、ターサは胸のうちにしまっていた、 今までずっと答えを出すことから逃げ続けていた気持ちを口にします。 本当に自分といていいのか?自分はずっと哀しい思いをさせ、無理をさせ続けてきた。 だから自分と一緒にいない方が……。 そんな言葉を聞いてチュチュは泣き出してしまいます。 自分は辛くなんて無いターサと一緒にいられれば。それだけで自分は……と。

……「朱」プレイ以降初のえちぃシーンへ。 …………。……一言だけ。 砂の上でのプレイはお互いえらい事になると思う。それだけ。


行為の後、起きたチュチュにターサは赤い石を返します。 これはお前のものだから、チュチュを護ってくれますように、と。 「石が無くてもターサが傍にいてくれるから大丈夫」というチュチュの言葉が…………くっ……

ターサは決意しました。 チュチュはいつだって自分のことを考えていてくれた。 だから自分もチュチュのことを考えなくては。 そして本当にチュチュのことを思うのならば……。

明くる朝、ターサはこの泉にブライタの木を植えていこうと言います。 これから海を渡った後、気候が違う所為で育たないと可愛そうだから、と。 そう、言い訳をして。

植えた木を前にした二人。元気で大きく育つように、と言うチュチュ。 ターサも心からそう願います。 だって、この木はターサとチュチュが二人で共にいた、唯一の証と呼べるものかも知れないから。 ……うぅぅ。

と、ここでチュチュが海を渡ってからもまたこの場所に来たいと言います。 大きくなったこのブライタの木を見てみたいから、と。 この泉は大切な場所。初めて二人が思いを伝え合い、一つになった場所……。 ターサはその約束をします。またここに二人で来ようと。 けれど、その言葉は、そして何よりもその想いが…辛いのでした。 ……うおぉお…。



……


………



第2章終了。やっぱりどう見てもバッドエンドですだよお兄ちゃん。

結果から言うと、二人はレイランへと赴きます。 あの予想は見事的中……っていうかもっと悲惨だわっしょーい。

とりあえずまとめると、

ターサ:
チュチュ:
カダン:

こんな感じ。

……はぁ……次はファウさんか……。 どんだけ鬱にさせてくれるのか、精々期待するとしましょう_| ̄|○


ちょっと巡回とか小休止挟みます。



2005年2月18日(2)

巡回中、後藤さんの今日の日記で大爆笑。 くそっ、なぜだ!何故声優であるあなたがこんなに面白いことを書けるんだっ!


どうでもいいですが、上の奴書いているの時。

後藤さん→強盗さん
声優であるあなた→西友であるあなた

とミスタイプしました。ホントどうでもいい。


そういえば、いつの間にかTOPページのヒット数が掲示板のカウンタを超えていました。

重複カウント無しを有効にしていた期間がある所為で800ヒットくらい掲示板の方が進んでいたんですが…。 純粋にTOPページの訪問者の方が増えたと言うことなのか、 それとも掲示板での自分のトークのつまらなさに飽きられたのか、 どう解釈したらいいのか悩む日々が始まりそうです。


いざファウさんに会いに行かん……。




──陽炎が昇っていた。

音もなく、ゆらゆらと視界を歪ませている。

「っ……」

水が切れたのは、どのくらい前だったろうか?
それすらも、既に記憶の彼方へと消えていた。

「くっ!」

不意に膝が折れる。
意に反する身体を恨めしく思い、陽炎を睨みつけた。

「ここまで、か…」

倒れるように砂地に転がり、仰向けになる。
そこには、白の砂とは対照的な青空が広がっていた。

最期に見る景色くらいは自分で選ぶ。
もう、砂は見たくなかった。

瞼を閉じ、ただ砂の音に耳を傾ける。
この音もまた、俺が聴く最後の音になるだろう。

さらさらと、さらさらと。
緩やかな風が、地表の白砂を押し流していく。

……その時、さくり、と砂の鳴る音がした。

「…あのっ、しっかりして下さい!」

「……ぅ………」

返事をしようとしたが言葉にならない。
代わりに、目を凝らしてその姿をはっきり映そうとした。

「よかった、まだ意識がある」

女だった。
こちらを見下ろしながら、安堵の色を滲ませている。

俺は微笑み返そうとして、そして…

──そのまま、意識は途切れた。

第三章


さぁ、ということでやってまいりました第3章。 何気に「朱」の中で一番期待しているキャラはファウさんだったりします。 鬱になるのは分かりきっているんですが、どうなるか期待です。


【100,698days】

おおっ、days制が復活した! 何気にこれは大歓迎。 プレイ日記書いているときに区切るところが無いと非常に苦労するのですよ。 だらだらとした文章になってしまって読まれるほうも大変だと思いますし。 2章の様にすぐ消えるのかもしれませんけど。


行き倒れた男は砂でもない、水でもない、 強いて言うなら森と草の匂いのような不思議な香りの中で目を覚まします。

「あ、気がつきましたか?」

瞼を開けると、そこには意識が途絶える前に見た女の姿がありました。 まぁ他でもないファウさんなんですが。

…………裸エプロンは?(初回版同梱冊子参照

助けてくれたことにお礼をいう男。 しかし彼女はそれも自分の仕事だと言います。

「仕事?」
「はい、このハファザの街で、薬師をしております」

えぇっ!? アル=イェドじゃないの!?  「麻雀」でファウさんの曲がアル=イェドの曲だったから、 てっきりアル=イェドで薬師やってるもんだと……。 一筋縄ではいかない……やるな第三章(何

あと、彼女の呼称ですが……。 ファウさんを実際に知るよりも前に皆さんが悉く「ファウさん」と呼んでいたので自分の中でもデフォで「ファウさん」です。 だもんでこれ以降の日記でのファウさんの扱いももファウさんはファウさんなのでやっぱりファウさんになります。 訳分からないのは仕様です。

※と、思いましたけど状況説明とかでは「ファウ」と呼ぶことにしました。 そっちの方がしっくりくるので。


どうやら男の目的地はハファザだった様です。 と、また倒れたら大変だからとゆっくりここで養生していくよう薦めてくれる薬師の娘。 見ず知らずの者がそんな事をしていいのか尋ねますが、 彼女は気にしないで下さい、と柔らかく微笑んでくれるのでした。

ここで男は自分の命を救ってくれたこの薬師の娘の名すら知らないことに気づきます。 そんな、些細でありながら重い事実に気付いた彼は、彼女に向き直って居住まいを正し改めて名乗ります。

「俺の名はウェズ。西方から来た旅人だ」
「ウェズさん…ですね。私の名は…」
「私の名はファウ、と申します」

良かった。 まだどちらの名前もゲーム上に登場していなかったので、 日記に使うのも気が引けていたのですよ。 これでもうウェズ&ファウの名前は使いたい放題です。


お互い名乗りあったウェズとファウ。 本来砂地に住まう者は余所者に詰めたいはずであるので、 ファウのあまりに手放しな態度にウェズは少し戸惑いを覚えます。

食事を取りに行ったファウ。 それを食べたら寝てくださいね、とファウさんが言ったにも拘わらず その後速攻で寝に入るウェズ。 いや、疲れてたんだろうけどさ。

…ファウさんは砂漠に住む人としてはかなり特殊な人なんですね?  やっぱりそこら辺、過去に辛い出来事とかあったんでしょうか。


ウェズが目を覚ますと、窓から差し込む光の束からもう日が昇りきっていることが分かりました。 外の様子を伺う為に部屋を出ると、そこにはファウの姿がありました。 …飯は?

ウェズと話しながらもどこか心ここにあらずといった面持ちのファウ。 見ると、建物の外に患者が待っているようでした。 事情を察したウェズはファウの手が空くまで下がっていることにします。

早速患者を診出したファウ。 その手際は素人のウェズから見ても見事なものだったそうな。 薬師というのは希少な存在であるが故、 ファウの元を訪れる患者多いらしく常に診察待ちが出るくらいでした。

ここで三章初選択肢。

■もう暫く待つ
■待つのを諦める

や、そりゃ待つだろう。どうせ大した影響は無いんだろうけど。

待つことを決めたウェズでしたが患者は次から次へとやってきて全くファウの手が空きません。 そこで彼はファウへと歩み寄り……彼女の診察を申し出ました。 初めは恐縮して断ったファウでしたが、 ウェズも待たしていることに気がついたファウはその申し出を受け入れることに。

仕事手伝えるような人間にもう治療は必要ないような気がするけど それ言うと話が進まないので割愛。もう言ってるけれど。

手伝うことに難色を示していたファウでしたが、 忙しさでそんな事も言っていられず、 結局ウェズも忙しく働くことに相成りました。

なんとかその日の仕事終了。 奥の部屋に入ってからお互い労いの言葉を交わします。 屈託のないファウの笑みに疲れを感じていたウェズもわずかに格好を崩します。 と、ここでファウが思いついたように食事を薦めてきました。 ……「遅くなりましたけど」って遅すぎです。

その後、ファウさん手作りの、いかにも薬師らしい香料たっぷりの手料理を頂くことに。 ……腹減ってきた……。

自信なさげなファウでしたが、その味はなかなかのもの。 その事を伝えると彼女の顔は喜びと安心が綯い交ぜになったようで、 ウェズの気持ちまで和ませてくれました。 しかしファウ自身は食事を口にしていないようです。

ウェズの身体にいい様にと薬草を入れた、と聞いてちょっと引けたウェズ。 その所為でもしかして美味しくないんじゃ…とファウさんに心配されますが、 そこは男の甲斐性でカバー。 お礼を言われて照れくさいのか、ファウさんもようやく遅ればせながら食事をし始めました。

食事が終わった後、ウェズは薬師の仕事がいつもあんなに忙しいのか訊きます。 そんなには、と答えたファウでしたがウェズが問い詰めると 今日は特に忙しいほうではなかった、と白状。 でも慣れているから、と笑って言うファウ。 しかし漢ウェズには笑っているように見えませんでした。 いつも強がって、無理をし続けて、無理していることすらも忘れてしまったような笑顔。

そんな笑顔を見て、考えるよりも先にウェズの口が動いていました。 「俺は役に立ったか」と。 「助かった」というファウの答えを聞いてウェズは更に続けます。

「では…暫くファウを手伝おうか?」

と。

この(おとこ)めっ!!!

自分が町を出るまでの恩返しのつもりだ、というウェズ。 それは彼女にとっても決して悪い話ではありませんでしたが… ファウはその申し出を断ります。

ウェズとしても何となく言った言葉。 それに見ず知らずの人間を信用しろというほうが無理な話。 答えを聞くまでもなかった、とあっさりと引き下がります。 そんなウェズに申し訳なさそうなファウ。

そしてファウの出した答えは明日だけ手伝って欲しい、というもの。 それは彼女なりに譲歩した答え。 笑顔でそう言ってくれる彼女に、ウェズも自然と笑顔になるのでした。


やっぱりdays制は消えたよ。

翌日、ウェズはファウがいつも薬草を摘んでいるという草場へとやってきます。 患者がいることもあって頻繁には来れないし、 今日はウェズも居るのでいっぱい摘んで帰ろうと思っているというファウ。 初め断っといて最大限に有効利用してくれちゃってる彼女にラブ(ぇ

摘むべき薬草を教わっていざ薬草摘みスタート。 簡単な作業であったためウェズにも難なくこなせます。 と、突然話しかけてくるファウ。何事かと思い、作業を中断して話を聞こうとするウェズでしたが、 ファウ曰く「二人でいるのに黙っているのは寂しい」と。 可愛いこと言ってくれちゃって。 結局ファウさんの提案通り二人でおしゃべりしながら薬草摘みをすることに。

話の内容はウェズのことに。 名前以外は聞いていなかったというファウの言葉に、 改めてファウがどれだけ手放しに自分を信頼していたのかを感じるウェズ。

気侭な一人旅をしていると言ったウェズに、街の外の事を聞きたがるファウ。 しかしどこも同じように砂に囲まれているだけで聞かせて面白い話はないというウェズの言葉に少々残念そう。 と、ウェズの提案でファウさんから質問してウェズがそれに答えるという質疑応答の形式が採用されました。

まず最初の質問はウェズの仕事について。 ウェズはそれなりに使い込まれた長剣を見せ、旅の傍ら護衛の仕事をしていると言います。 そうだと思っていた、というファウ。 なんでもいつも薬草を摘みにくるときには頼まなくとも街の人が護衛に付くんだとか。 感謝されているからだ、とウェズが言うもファウはどこか申し訳なさそうでした。

そんな態度を見て、ウェズは次の質問をさせることに。 そうしてファウからされた質問は「どうして旅をしているのか」というもの。 改めて考えてみるとそれは答えが出てこず、真剣に考えるウェズ。 そんなウェズの様子に「気軽に訊くものではなかった」と謝るファウ。 その言葉を否定しようとしたウェズでしたが、 「自分も薬師をしている理由を訊かれたら困る」と、表情を暗くする彼女にそれ以上声をかけられません。

別に隠しているわけではないけれど、言葉に出来ないというファウさん。 うーん…やっぱりなんかあったんでしょうね。 昔大切な人の命を助けられなかった、とか。

その後はさっきまでの暗さを忘れて、楽しく語り合いながら遅くまで薬草を摘んだ二人なのでした。

ファウさんの作ってくれた、今度はしっかりとした食事をしながら再び談笑。 今度は仕事についての話に。 路銀が殆ど底をついていたウェズはこの街で護衛を募っているようなところがないかファウに尋ねますが、 ハファザの街は領主が変わってから治安も良く、護衛の仕事は多分見つからないといわれてしまいました。

残念だけれど、これもいつものこと。 明日には仕事探しも兼ねてここを出ると言い、食卓を後にしようとしたウェズでしたが 慌てた様子のファウに引き止められます。 慌てすぎて言いたい事が言えていないファウを制したウェズが聞いた言葉は…

「私が、ウェズさんを雇いますっ」

薬草摘みは危険だし、護衛が欲しい、とたどたどしく言うファウさん。 ここの一連の流れ萌え(笑

ファウがそう申し出たのは、 いくら体力が回復したとはいえ病み上がりのウェズに路頭に迷われたら困るという優しさからでした。 それが分かっていたウェズはその申し出を断ります。 その優しさは患者達に向けてやってくれ、と。

この(おとこ)めっ!!!

なんとかウェズを引きとめようとするファウ。 ならば護衛を雇うだけの金があるのか、と訊かれ自分にだって蓄え位はあると答えます。 それに対して「なら治療代を安くしてやれ」とそれに返すウェズ。

こんの(おとこ)めぇっ!!!!

しかしその言葉にファウは気まずそうな顔をします。 なんでも怪我や病気をしている人は生活も苦しいはずなのでお金は一切貰っていないんだとか。 だからお金を稼ぐのは時々領主を診た時に貰う褒美だけ…… そんなファウの言葉を聞いて半ばあきれてしまうウェズ。

通常、薬師などは民草の為のものではない。
極一部の、金持ち相手の存在だ。

だが、ここにいるファウは、無償で診ていると言う。
それは、信じられないことだった。

「ですから、ウェズさんを雇っても、お給金はお出しできないと思いますが…」
「わかった。それで十分だ」
「えっ?」
その代わり、寝台と毎日の食事は支給してもらう。条件は、それで構わないか?

こっ、この真の(おとこ)めぇーっ!!!!!!


そんなウェズの申し入れを快諾したファウさん。 こうして二人の日々は始まるのでした。

やべぇ、ウェズが…ウェズの漢っぷりが尋常じゃなさ過ぎる…。 ファウさんにじゃなくてウェズに惚れそうだよ(ぇ


翌朝、手伝うつもりだったウェズはゆっくりしててくれ、とファウさんに言われてしまいますが、 そこは真の漢。ファウ一人を働かせて自分が楽をするわけには行かないと手伝いをすることを強く申し出ます。 あまり本意ではなさそうですがファウさんからの許しも出ました。

一度手伝わせると決めて開き直ったのかファウさんはまたもこき使ってくれます(笑

ようやく一息つけた昼ごろ、二人で楽しく話していると 先ほど帰ったはずの患者がファウに話しかけてきました。

……って、ね、ねーちん!?

なんでもこのねーちんもどき女の人は辻向かいに住んでいる患者兼友達なんだとか。 予想通りというかなんと言うか…、ウェズとファウの間柄を茶化してくる友達 (頼む、名前を出してくれ…そうしないと俺は……君をねーちんもどきと正式に命名してしまうことになる…)。 何とか誤解を解こうと慌てふためくファウさん。…なるほど、ね(?

その後、ちょっと真剣にウェズにファウのことをお願いして去って行った友達。 …うーん、いい姉御だ。っていうかねーちん。 彼女は噂好きだからきっとすぐに町中に知れ渡ってしまう、と申し訳なさそうなファウ。 「気にしても仕方がない」とそれを宥める大人の男ウェズ

その後はまた忙しさに追われ、日が暮れていきました。


夜。貸し与えられた部屋で一人考え事をするウェズ。 気になったのは友達の最後に言ったファウの事を「心配していた」という言葉。 自分はファウに雇われた護衛。その身に危険が迫らないようにしなくては…と気を引き締めるのでした。

感覚を取り戻すために刀子を的(って何よ?)に向かって続けざまに投げるウェズ。 3本目を投げようとしたその時、部屋に入ってきたファウがウェズの手の中の刀子を見て小さな悲鳴を上げます。 …うーん……これも伏線っぽいなぁ……。

本当に言いたいことは別にあるだろうに、 言い出しにくいのか的に刀子を当てる所が見たいと言うファウのリクエストに答え、 ウェズは黙々と投擲を繰り返します。 そうしているうちに、呟く様にファウは昼間友達にからかわれたことを謝罪します。 しかしウェズは「ファウほどは気にしていない」と答えました。 そして「すべきことをする」、つまりファウを護ることに集中する、と。

ファウが去った後も一人刀子を投げながらウェズは考えます。 この刀子をファウの為に投げるとき、それは血が流れるとき。 だがファウは薬師。他を癒すのがその業。 そんな相克に、ウェズは惑うのでした。


次の日も昨日と同じようにファウのお手伝い。 ただ今までになかったことは、 傷に薬を塗るときの痛みで暴れてしまわないよう抑え付けているということ。 普段は男の患者や近所の人に手伝ってもらっているというファウ。 そんな時、街の人あっての自分だと確認できるんだとか。 でも、今日はウェズのお陰でそれを感じられなかったとも。

冗談っぽくその事を謝るウェズでしたが、 自分はファウに雇われているのだから存分に頼ってくれ、と。 そんなウェズに「ちょっとだけ頼る」と答えるファウさん。 と、

「あ、でも…」
「うん?」
ちょっとだけ、じゃなくて、ちょっとずつ、に変わっちゃうかもしれませんけどね

……

アハー(ノ∀`)

夜の帳が下りてから、昨日と同じく刀子投げをするウェズ。 少し技も戻ってきたようです。と、気配に気付き声をかけると……ファウが部屋へ入ってきました。 また的当てを見ていきたいというファウに、 見られるのは恥ずかしいながらウェズは了承するのでした。

ウェズの投擲を誉めるファウ。 ウェズは「歴戦の者なら誰でも出来る」と答えます。 それは身を護るため。自分と、仲間と、そして雇い主を。 その為に今までに多くの人間を自分が殺してきたことを薬師のファウは知るはずもない。 そんな思いを胸に抱えながら。

ファウが期待するほど、誉めるほどに居た堪れない気持ちになっていくウェズ。 今ファウが誉めているこの行為がどんなことに使われることか、 はっきりと言っておくべきだ、と強く思いそれが殺しの為の技であることを説明します。 そして、自分達は一緒に居るべきではないと。

誤魔化しや逃げを許さないウェズの表情に首を縦に振るファウ…。 それだけで答えとしては十分。即刻この場から去ろうとしたウェズでしたが ファウに引き止められます。

このままウェズを行かせたらずっと人を傷つけ続けてしまう。 だからウェズに変わって欲しい、と。 変わったらファウを護ることは出来ないと答えたウェズでしたが、 だったら違う形で護ってくれればいい、と更にファウは言います。 そして今とは変わったウェズに護って欲しい、と……。

(ノд`)

そんな真っ直ぐなファウの気持ちが伝わったウェズは、ここに残ることを決めました。 出来るか分からないが、ファウが街の人々を護るのと同じようにして自分もファウを護る、と。 そう再び契約するのでした。以前と同じ口約束。でも前とは何か違う気がしました。 それが何かは分からないけれど、ただ、今までよりも強く、ファウを護ろうと決心するのでした。

…おおぅ、なんか第三章序盤からかなり飛ばしていやしませんか?  人を傷つけて人を護る生き方をしてきたウェズがファウさんによって 人を傷つけずに人を護る生き方をして行こうと決めました。 さて、これからどうなるんでしょうか…?


むー…現在午前6時……。 流石に瞼の痙攣が気持ち悪いレベルに達して来ました。

脳と神経が上手く繋がっていない為にミスタイプも相当続出。 多分後で読み返すと意味不明な文章もざらにあることでしょう。 英気を養うためにも、ここで一旦やめにするとしましょうか。

それではレッツ仮眠……ミ=■●_



2005年2月19日

さっき見たらヒット数が9000を超えていました。 さて、どなたがお取りになったんでしょうか。

しかし9000…9000ヒットか……。あと1000ヒットで大台突入ですね。 ここに来るまで6ヶ月と10日間。長かったような短かったような。 オフラインでもオンラインでも社交性のない管理人ですが、よろしければその時までお付き合いください。

いや、別に大台乗ったら卒業ってわけじゃないですよ?


アクセス解析を見返してみるとなんとも面白いことになっているんですよね。 10月の終わりから解析始めたんですが、その時から月ごとのトータルアクセスはだんだん減って行ってるんです。 しかし逆にユニークアクセス(1日1カウントのみ)は徐々に増えているという。

これって、つまりは巡回サイトに組み込んでくれている人が安定して増えていっている…と受け取って良いのでしょうか。 そうだったら嬉しいんですけどね。


リンク集のページに便利(と思っている)ツール集を追加。 本当はもっと色々とあったんですけどね。 旧PC吹っ飛んで配布元が分からなくなったのが幾つかあります_| ̄|○

や、それはそれとして『ez-HTML』は本気でお勧めですよ?


手元にありつつもangelaの 「I/O」というアルバムを長らく聴いていなかったんですが、 昨晩から今朝にかけて(今朝から今日の昼にかけて)流してみたところ、トラック9の『小さな歴史の詩』、 トラック10の『on my way ~reborn~』に惚れました

攻撃的な感じの『on my way ~reborn~』も良いんですがなんといっても『小さな歴史の詩』が 激に入り(激しく気に入ったの意)。 曲も歌詞も最高です。良いね、良い。久しぶりにまた良い曲と出会えました。


でも「朱-Aka-」やりながら聴くわけにもいかず。 一旦CDを止めてレッツプレイ日記。


翌日。いつものように診察を続けるファウとそれを手伝うウェズ。 昼を過ぎた頃、いつもやってくるという老人から年をとらない女がいるという話を聞きます。 作り話だ、と言うウェズでしたがファウは表情を曇らせてしまいました。

……眷属である以上、ファウさんはルタにあったことあるんですよね。 でもやっぱりそこは隠し通すべきこと、触れられたくないことなんでしょうか。 ん? ファウさんってハファザの街にいながらにして義務を果たしてるんですか?  どんな義務を……。

日が沈んで、診療所に訪れる安らぎの時。 暖かな食卓を囲んでも、未だファウの表情は暗いままでした。 薬師という仕事柄、老いないと言う人物の話を聞いて気を悪くしたのかと思い気遣うウェズ。

そんなウェズの言葉に「早くもウェズさんに護ってもらってしまった」とファウの顔に笑顔が戻ります。 実に嬉しそうに言うファウを前にして、若干拍子抜けしてしまったウェズ。 でも、言いたいことも理解できるのでした。 傷つけずに人を護る術は思いのほか傍にあるのかもしれない、と。


食事の後、ウェズはまた一人部屋で考えます。 今まで襲ってくる人間を斬れば良かった自分。 しかしそんな単純なものはなくなってしまった。 だからといって今もっている剣と刀子を捨てることは出来ない……。 そんなやりきれない気持ちを晴らすために、 ウェズは足元に転がっていた木を手に取り、彫り始めました。 ……この文章だけ読むとウェズ変な人ですね_| ̄|○

と、そこに何か話があるのかファウが入ってきます。 何か言おうとしたファウでしたが、ウェズの持っている刀子と木片に自然と目が行きます。 「ただの暇つぶしだ」と言うウェズに、「楽しみがあることは良い」と言うファウ。 ならファウの楽しみは何だ、というウェズの問いに彼女は暫く考えて「薬草摘み」と答えました。 凄くらしい。

でもそれは薬師としての仕事の一環。 他に無いのかと尋ねても、「夜薬を作ること」、 「丸薬を丸めるのに熱中してしまう」と答えるマッドサイエンティスト・ファウ。

結局、彼女にとって薬師と関係の無い楽しみは存在しませんでした。 「楽しみを知らないのに偉そうなことを言ってしまった」と哀しそうに謝るファウ。 でも、ウェズから返ってきた言葉はファウさん(と俺)の予想したものではありませんでした。

なら、知ればいい

と。


こっ、この(以下略


ファウなりの楽しみを見つけて、それから自分の彫刻の趣味?を誉めてくれればいいと言うウェズ。 笑顔で「そうします」と答えたファウでしたが、 実際何をしたらいいのか分からず、 何をしたらいいのかと逆にウェズは訊かれてしまいます。

……3流エロゲだと身体を使った愉しみを教えるんでしょうけどね(ボソ

そのことが何とも悲しいウェズ。 ファウは薬師としての自分以外に他の自分を持ったことが無いのでしょう。 でも、楽しみというものは人に与えられるものではなく…… 自分で探せ、と言うのでした。

その答えに納得したファウ。 そしてウェズが羨ましい、と。 だからファウ自身の楽しみが見つかるまでウェズとご一緒させて貰いたいと申し出ます。 …ん? ご一緒…? これって……

訊くとウェズが木彫りしている間傍で見ていたいとの事。 ウェズ曰く見ていて楽しいものではないそうですが、 それでも何か掴めそうだから。そう言って、 ファウはウェズの木彫りに付き合うことになりました。 見られることに気恥ずかしさを覚えながらも、 一人で彫るのとはまた違う不思議な穏やかさを感じながら、 この日は夜遅くまで木を彫ったウェズなのでした。

……何を勘違いしたのか、自分はてっきりファウさん投擲するのかと思いましたよ……。 人を傷つける事はしないって約束したって言うのに^^;


もうすぐ種運命が始まってしまうのでいったんココで中断。 種運命見て、風呂入って飯食ってから再開します。

一週間前のコピペなのはご愛嬌。 ……それってつまり、生活に何の代わり映えもないと言うことか_| ̄|○



2005年2月19日(2)

改めましてこんばんは。風呂で逆上せて倒れかけたレンニャクです(実話)  や、多分うちの風呂、設定温度45度くらいになってますよ間違いなく。 倒れかけるまで入っている自分に問題があるのはこの際無視して。


さぁ、そんな感じで(?)第2ラウンドをはじめようか…!


翌朝。昨日は一緒に夜遅くまで起きていたのにファウは元気でした。 未だ眠気の取れていないウェズに眠気覚ましも兼ねて街に買出しに行くよう頼まれます。 断る理由も特に無く、そんな事でファウの役に立てるのなら、と快諾するウェズ。 流石「ねこブランドええ漢ランキング」暫定1位の男。あくまで自分の中で。

店と買うものをファウに聞き、いざ街に出たウェズでしたが初めて散策するハファザの街。 聞いた通りが何処にあるのかも分からないので適当に歩いている人を捕まえて訊ねてみることにします。 ……昔っからうちの母親の口癖でよく聞かされたなぁ。「耳と口さえあれば何処にだって行ける」って。 ……足は?

そんなウェズが引き止めた女性。 それは……「朱」一のキョヌーさんであろう水鏡の者でした。 街娘とは違う雰囲気に動揺するウェズ。 気を取り直して道を訊くと、ちゃんと教えてくれました。 いっそ見せてくれればいいのに。


その後無事に買出しを終えて帰ってきたウェズ。 ファウとゆっくり話せたのは日が暮れてからでしたが。  街はどうだったか訊かれるウェズは、昼間会った女の事を思い出します。 そして、ファウの胸にもあの女が着けていたのと良く似た緋色の石を見つけました。

石の事を訊くと黙りこくってしまうファウ。 「きっとただの綺麗な石ころですよ」と言葉を濁しますが、 ウェズは何か違和感のようなものを感じます。 視線を泳がせながら色々と話すも、ファウの様子は普段と全く違うもので…。 石の話題は触れたくなくても、その似た石をつけた女の子とは気になるファウでしたが、 ウェズがどこかへ行ってしまったというとがっかりした様な安心したような複雑な表情を浮かべるのでした。

…うーん……水鏡の者はファウさんの所にも伝令に来ているんでしょうね。 でも…ファウさんは何を期待し、何を不安に思っていたんでしょうか?

その後話を変えるためにファウが提案した薬草摘みへ明日でかける事が決まってこの日は終了。


朝。一晩経って落ち着いたのかファウは元気になっているようでした。

草場までの道のりを楽しく歩く二人。 着いてからは二人でそれぞれ薬草を集めます。 日が高くなってからしばし休憩…と、ここでウェズは何気なく草笛を吹きました。 ファウにとって草笛は初めて見聞きするものだったようで興味津々。 ウェズの真似をして吹こうとしますが中々音が出ず、泣きそうな顔になってしまいます。

やばい、ここの

「んーーっ」

が、可愛い。

「んーーっ」

が。

2度失敗して半ば諦めかけていたファウを励ますウェズ。 3度目の正直で、今度は頼りない音ながらも何とか音が出ました。

打って変わって喜びはしゃぐファウさん。 その後は優しい風に吹かれながら二人並んで草笛を奏でました。 うーん、甘ずっぱい。

日も傾いた帰りの道程、 疲れているであろうに草笛が吹けたことが余程嬉しかったのかまだファウははしゃいでいます。 どれくらいはしゃいでいるかと言うと草笛に使った葉を未だ持ち歩き、暇さえあれば吹いているほど。 もう涎でベトベトになっていてもおかしくないですネ!(何

「気に入ったか」とウェズが訊くと「それはもう」と答えるファウ。 しかし夜は他所の迷惑になるから吹かないように、と忠告するとはっとした様な、がっかりした様な顔をします。 まさか帰ってからも吹くつもりだと思っていなかったウェズでしたが、 「初めて見つけた楽しみだから…」という言葉が染み入るように胸に響きます。

本当に嬉しそうなファウさんの様子に、 もうその音色を止めようとは思えないウェズなのでした。


……(ノー`)




夕食を終えた後、一人木を削るウェズ。 何を彫るのかすらまだ決まっていませんでしたが、こうしていると不思議と気持ちが落ち着きます。 静寂の中、木を彫っているとファウが訪ねて来ました。 と、昨日とはちょっと様子が違うことに気がつきます。 調合の道具をどうやら持ち込んできていたようです。 なんでも折角だから自分もここで薬を作ろうかと思ったそうな。

早速お互い作業に取り掛かる二人。 ウェズも自分の木彫りを進めながらファウの所作を時折確かめていきました。 作業をし始めてすぐに、ファウが話しかけてきます。

「ちょっと臭いがするかもしれませんけど…」
「平気だ」
「あと、うるさいですよ」
「お互い様だ」
「それに、ちょっと揺れるかもしれません」
「あのなファウ…」
「…お前は俺に叱って欲しいのか?」
「あ、いえ、そうではなく…」
「邪魔になる要素が色々ありますし、ちょっとくらいお話しても、いいですよね?


Σd( ̄ー ̄)


黙ってするのだったらウェズの部屋でする必要は無いから。 だから時々話しかけていいか、と。

当然のごとくそれを許すウェズ。 こうしてまた、二人は作業を始めます。

今日採って来たばかりの薬草をすりつぶし始めたファウ。 初めはその青臭さが鼻を衝きましたが、その臭いに慣れると共にウェズも木彫りへ没頭します。 そんな中、石鉢の音にまぎれてファウが小さく語り始めました。

この石鉢の音が好きだ、と。 草の香りに包まれながらこの音を聞いているとあの草場にいるような気になれるから……そうファウは言います。 そして、ウェズは何を思って木を彫っているのかとも訊いてきました。 それに対するウェズの答えは「特に何も考えていない」というものでした。 むしろ何も考え無いように木を彫っている、と言うウェズの言葉を聞いて寂しそうな顔をするファウ。

「私は昔の事を思い出す」……そう言って、ファウは自分の過去を語り始めました。 薬の苦い苦い嫌な臭い。それは、ファウにとって、病に臥せった母親の記憶を呼び起こすものでした。 父親に部屋から出され、部屋の外で聞いてしまたった父親と薬師の会話。 …もう手の施しようが無く、治せるとするのなら白爪貂(はくそうじょ)と呼ばれる 森の聖獣の生き肝位しかない、と。

母親を助けたい一心で森まで一生懸命走ったファウ。

「でも、私は間に合わなかったんです」
「私が家に戻ると、もうお母さんは亡くなっていました」
「私が間に合っていれば、お母さんは助かったかもしれないのに…」

そう、悲しく零したファウ。 だから私は薬師を志した。自らが癒し手となれば、遅れることも無いから…。

ファウは薬師になるために故郷も捨てたと話します。 でも、自分がこうして薬師になっても何も変わっていないのかも…という自嘲じみた言葉を漏らします。

違う…違うよファウさん……。 貴方は間違いなくハファザの人を救っているじゃないか……。 なんでここでウェズも「そんなファウにかけてやれる言葉を持たない」とか黙りこくってるんだよ! あぁもう…ランキング下げちゃうよ?<勝手になさい

うーん、しかしやっぱりファウさんが薬師になった理由は大切な人の命を助けられなかったからでしたか。 でもそれだけじゃ済まなそうですね、今の過去の話は。 だって、「私が間に合っていれば、お母さんは助かったかもしれない」なんて言ってますし。 今のファウさんになら幼い自分が帰ったところで何も出来なかったのは分かるはず。 ということはやっぱり……その時にルタの眷属になっていたんでは…?


翌朝、ファウに叩き起こされるファウ。

何でもこれから領主を診察しに行くんだとか。 ファウの話では定期的に診ているので別段悪いところがあるわけではないそうです。 ただ、つい先日領主の館で火事があったらしく、その時に火傷を負ってしまったんだとか。 …………。

…………「火事で焼け焦げたような跡」じゃ絶対済まないと思う。あの業火は。 だって建物全体が火につつまれていたんだよもん_| ̄|○

で、その間ウェズが一人になってしまって申し訳ないというファウ。 一人で街をぶらついているから気にしなくていいと言うウェズ。 護衛しろよ。

「あ、ちょっと待て」

おっ?

「何か?」
「俺も一緒に行く。近くまで送ろう」

良かった。良かったけど近くまでなのかよ。 とりあえず、ウェズから護衛者としての意識は消えたようですねー…。 いや、なにもカダンのごとく在れとは言わないですけれども。

「いいんですか?」
「当たり前だ」
「ありがとうございます。なんだかうれしいです」
「気にするな。俺はファウの護衛だからな」
「あ、そう言えば、そうでしたね」

すっかり忘れていたというファウ。 …ウェズにも一応まだ自覚ありましたか。ちっ(?)

一人でぼそっと、ファウさんはこんなことを言います。

私はもう、護衛なんかじゃないと思ってますし…


「二人は恋人」発言
キタ━━(゚∀゚)━━!!(ぇ


その後二人で領主の館の側まで行くのですが……。 その途中にも頬が緩むようなイベントというか描写がありました。 あぁ…いい感じだ。この二人はベストカポゥ(良い発音で)な気がするのに……。 あくまでこれは「朱」……報われないんだろうなー(涙


ファウを見送った後、一人露店を見て回るウェズ。 うぅむ…らしくない。 と、元気に声をかけてくる商人がいました。 例のあの露天商の娘です。 ……どっかで聞いたことある声だなぁ、と思っていたんですが、改めて吟味してみると この声って「ラムネ」のぴかr…ゲフンっ、ひかり役をやっていた青山ゆかりさんでは。 ははぁ…こんなところでも出ていたんですねぇ……気のせいかも知れないけれど。

っていうか、頗る驚いたんですが。 ははぁ……そうだったんですかぁ……。これが大人の事情って奴なんですねぇ……。

しつこい客引きを断って、露天商の娘に背を向けたとき、 ウェズの視界に思いもかけない姿が入りました。 それは「朱」一の(以下略)水鏡の者。 声をかけるも彼女は気がついていないようでした。

必死で追いかけて、何とか追いついたウェズ。 何を問うべきかも考えていませんでしたが、自然と問いが口から出来ました。 その、胸で輝く緋の石は一体何なのか、と。

初めは貴方が気にかけるべきことではない、と突き放されるウェズでしたが、 知り合いがつけているということを告げると、 その名を教えていないのにそれが薬師のファウであることを水鏡の者は言い当てます。 …やっぱりファウさんはファウさんで義務を果たしているんですね。

何故ファウのことを知っているのか、とさらに問い詰めますが、 今度こそ貴方には知る必要が無い、自分の地へ帰りなさい、 そしてこの邂逅のことを忘れなさい。 そう冷たく言い放つとまたいつぞやのように消える様にして去ってしまうのでした。


ファウが領主の所から帰ってきたのはもう日が沈んでからでした。 少し遅めの、いつもと同じ質素な食事。 でも、今日領主の所で褒美を貰えたから明日はたまにはご馳走を食べよう、と嬉しそうにファウは言います。 珍しく賛同するウェズも手伝って、ますますファウは上機嫌に。

しかし…。今日別れてからの話になると途端に怪しい雲行きに……_| ̄|○

またファウと同じ緋の石を身につけた女に逢い、 そしてその女はファウのことを知っているようだった。 今日あった経過を説明してやると、ファウは一言一言噛み含めるようで、 その様子は少し過剰に感じられます。

ファウはその女のことを何か知らないのか、と訊き返してみますが 言葉を濁すばかりでまともな返事は返ってきませんでした。

と、突然ファウはウェズにお願いがある、と申し出ます。 その女の人を探して欲しい。会って聞きたいことがある、との事。 ……おや? ってことはファウさんは義務を果たしていないのか……?  それともカダン達とは違って、いるだけで義務を果たせるような能力の眷族ってことでしょうか…?  うーん…分からん…。

理由を尋ねても答えてくれないファウ。 彼女はただ、謝るだけなのでした。 理由を示さず、頭を下げるだけ。 繰り返し繰り返し、頼み込むように。

そんなひたむきで痛々しい姿を見せられては、
断ることなど出来ようもなかった。
「わかった。捜してみよう」
「いいんですか?」
「他ならぬ、ファウの頼みだからな」
「でも、私、説明もしないで…」

理由や説明なんていらない。ファウが頼んだ。だから捜す。 それだけでいいと言うウェズ。でもファウは申し訳なさそうな顔をします。

「気にするな。お前にそんな顔をされると、俺が困る」
「でも…」
ずっと笑っていてくれ、ファウ。
 それが、この俺に対する報酬だ

……。


(おとこ)、復活。



半分泣いたような、それでいて嬉しそうなファウの笑顔がありました。 こうして、ウェズはあの石の女を捜すことを決めます。 それが、ファウの笑顔を護ることに繋がるのだと信じて………。

……なんで最後重くするんだよ_| ̄|○


さて、昨日の疲れが取れきっていないので今日はここら辺で退散します。 とか良いつつ、ちょっと「バルねこ」やるつもりですけど。 とか良いつつ、ちょっとで済まないんでしょうけど。

■私信
>某お方
キリ番のメール、受信しました〜。
折角なので明日の日記の一番上にあの画像を貼らせて頂きますね。

それでは。



2005年2月20日

キリ番9000ゲッターは今回もたかみさんでございましたー! 証拠画像はこちらっ!  おめでとうございます!

標準的(?)なキリ番なので今回もアイコン追加指定権贈呈です。 アセリアシリーズを続けるのか、それとも新境地開拓でしょうか?(笑


さて、見てお分かりの通りTOPページだけリニューアルしました。

今までのデザインだと何となくサイトロゴの周りと、メニュー周りが寂しい気がしたので、 そこら辺カバーできるようなデザインにしてみました。 一応、解像度は800×600からカバー。でもそれだとちょっと上下が間抜けに見えてしまうので、 出来れば1024×768以上のモニターで見ていただきたい所存。

…や、本当はここまでガラっと変えるつもりは無かったんですけどね……。 小さな雫がまるで水面に波紋を広げ、やがてそれが大地を飲み込むうねりとなるが如く(誇張) リニューアルに力を入れてしまいました。 お陰で「朱-Aka-」も 「バルねこ」も進んでいません_| ̄|○

今晩がんばるかー…。


あ、一応旧デザインの画像も思い出として「思ひ出」に追加しておきました。 キリ番ゲットの画像とかで分かるからいらないっちゃあいらないんですが。

それともし変な所とかあったら教えてだけると嬉しいです。 特にスクリーンショットとか併せてご指摘いただけると本当に助かります。


ふう…想像以上に疲れました…。 一旦休憩してから「朱」を始めたいと思います。



2005年2月20日(2)

やばい、既にフラフラだよお兄ちゃん…_| ̄|○

や、TNTさんとMSNで色々とお話したり、 夜にも拘らず白昼夢見ていたらもう日付が変わって1時間以上経っていました。 …っていうか、気がつくとモニターの前に7時間とか座っている自分はダメですかそうですか



■私信
>某お方
お帰りなさい(笑)


プレイ日記、やれるだけやってみよう……。では、行きます。


翌日からウェズの深紅の石の女捜しが始まりました。

手始めに露天商の女に聞いてみるも分からず。 その後も昨日女を見た近辺で色々と聞き込んでみますが一向に分かりません。

今度は宿屋を当たってみる事に…って、お。久しぶりに宿屋の娘さん見たな。 胸に赤い石をつけた女を見てないか、とウェズが尋ねてみると 暫く考えた後、そんな客がいたと答えます。

なんでもその女は男と二人で泊まっていたんだとか。 …これは…アラミスとカダンのことでしょうね。  その客はどうしたと娘に詰め寄るウェズですが、 既に出て行ってしまった、と言われ落胆してしまう二重に失敗のウェズ。

手がかりを求めてその女が泊まっていたと言う部屋を見さして貰います。 ここで壁に「chu-chu Abe-yed」の落書きを見つけたウェズ。 娘にそれがその女の名であることを教わります。 自分も失敗してました。 あれぇ? 最後にハファザに来たときにはまだチュチュ石返されて無いんじゃなかっけ?

うーん…宿屋の娘の勘違いなんだろうか……。

そんな色々な意味で間違った情報を手に入れてご満悦のウェズ。 「こうして、俺はひとまずあの謎の女の手掛かりを掴むことができた」 「俺はこの収穫を胸に、急ぎファウの元へと戻っていった」とか言っちゃってますし。 アイター(ノ∀`)


診療所に戻ってきたウェズ。 送り出したときは気安い感じでしたが、やはり相当気にかけていたらしくファウは 真剣な面持ちで尋ねてきます。

「それで、どうでしたか?」

「取り敢えず、手掛かりは掴めた」

「えっ、そうなんですか?」

「まぁな」


……(ノ∀`)


手掛かりを掴んだと聞いて喜ぶファウでしたが、 もうこの街にはいないらしいと言うウェズの多分間違ってはいない報告を聞き落胆してしまいます。 ここですかさずアル=イェドに向かったらしいという偶然的中するであろう情報を教えるウェズ。

アル=イェドまで捜しに行くかどうかウェズが訊きます。 「ウェズにそこまでしてもらうのは…」と患者よりもウェズについてまず考えるファウさん。 「旅なら慣れている」と言うウェズの言葉に、少し考えさせて欲しいと言うファウ。 ウェズももう少し情報を集めてみることにするのでした。


あー…眠い所為か我ながらいつもよりツッコミが暗いというか陰湿だな……


翌早朝、ウェズは診療所に駆け込んできた子供連れの親の声で目が覚めます。 ファウも少し遅れてやって来て、急患の子供の診察が始まりました。

ウェズも手伝ってありとあらゆる手を尽くすも、全くよくなる気配の無い子供。 むしろその症状はどんどん悪くなっているようですらあります。 ファウは、諦めの言葉を口にしませんでした。 しかし……少女の親がその言葉を口にしてしまいます。 一度堰が切れれば押し留めることは出来ない。

少女の親の悲痛な懇願と糾弾に、ただ謝ることしか出来ないファウ。 と、ここで父親が昔何にでも効く万能薬があると聞いた事があると言い出します。 それは……ファウが語った白爪貂の生き肝のことでした。

色めき立つ父親に、ファウは冷たく、搾り出すように告げます。 「そんなものは存在しない。ただの言い伝えだ」、と……。 母を救えなかった、幼い頃の思い出。 その記憶が、彼女にそう語らせているかのようでした。

本当は自分も分かっている。分かっているが…。 「あんたは娘を救ってくれないんだろう!?」と恨み言とも取れる言葉を残し、 その白い獣を捜すために診療所を飛び出してしまった父親。 残されたウェズとファウの間に気まずい沈黙が流れていました。

その後もありとあらゆる手を尽くしてみるも、芳しい成果は何一つ上がらず… もう限界が目の前まで来ていました。 ファウはうろたえません。 今までこうして人が死に行く姿を見てきた彼女には取り乱すことに何の意味も無いことが分かっているのだろう。 そう感じるウェズ。

ウェズは、少女の父親の事を憐れみます。 そんなものに縋らなければ、娘の死に目に会えたかもしれないのに、と。


ゆっくりとした少女の呼吸。 次第にその間隔が長いものへと変わり、その回数が少なくなっていきます。 「薬師なんて言っても、何も出来ない…」、「諦めたくなくて、薬師になったのに…」 そう、哀しげに呟くファウ。

今にも崩れ落ちそうなファウに、そっと手を差し伸べるウェズ。

「なら、諦めなければいい」
「最後まで全力を尽くせ。
  何も、今諦める必要はないだろう?」




……ウェズぅ……。


諦めないと決めたファウ。 必死になって治療を続けますが……その時は来てしまいました。 ファウの薬師としての技も、消えかけた灯火に日を灯すことは出来なかったのです。

既に息を引き取った少女。 それでも縋ろうとするファウを押し止めようとするウェズでしたが、 彼女はそれを振り払い、鼓動の聞こえなくなった少女の胸に手をそっと当てます。 もう片方の手は自分の胸に。

今までの治療とはまるで違う、それは祈るかのような仕草。 時は過ぎても…少女に何の変化もありませんでした。 耐え切れず、ファウの震える肩に手を置くウェズ。

「ファウ…」

「………」

「もう、いいんだ」

「この子は、もう死んだんだよ…」

母親と妹の見ている前でそんな事言ったら可哀相だと思います。

そんなウェズに「分かっている」、と憔悴しきった声で答えるファウ。 その姿は、ひどく痛々しいものでした。 疲れただろうから休めとウェズに言われ、覚束ない奥の部屋へと入っていくのでした。

独り残されたウェズは、まだ温もりを残す少女の亡骸を横目に溜息を吐きます。 えっ? CGにいた母娘はどうしちゃったのよ?  結局、俺は護れなかった。この病の少女も、そして、ファウのことも。 どんな言葉をかけてやったら良いのか分からないウェズでしたが、 何もしない訳にはいかない。そう思いファウの元へと行くのでした。


部屋で独り座っていたファウ。その姿は幼子のようにも見えました。 ウェズの声に、ファウは手で目を擦りながら顔を上げます。 その目尻には、僅かに涙の跡が見て取れました。

今日は色々済まなかった、と強がっていつもの素振りで言うファウ。 しかし…それも長く続かず……

「ううっ…ひっく…」

やっぱり助けられなかった。そう漏らしてついに泣き出してしまいます。 薬師なんて言っても、何の役にも立てなかった、と自分を責めるファウに、 出来る限りのことをしたのだから嘆くな、と励ますウェズ。 しかしファウから返って来た答えは思っても見ないことでした。

「………いえ」

「出来る限りのこと、してませんでした」


「…どういうことだ?」

「薬師としては、全力を尽くしました。でも…」

でもそれだけじゃない。そう自嘲気味にファウは語ります。 何が言いたいのかよく理解できないウェズ。 ウェズが問うても黙ってしまいます。 後はひたすら謝り、重ねて謝罪の言葉をぶつけると、 そのまま逃げるように自分の部屋へと入ってしまうのでした。

……察するに、ファウさんの能力は自分の命を分け与える。 そんな感じの能力なのではないでしょうか。流石にノーペナルティで蘇生は反則だと思うので。 …でも何でファウさんはその力をこの少女に使わなかったのでしょう?  自分の命が惜しい…ってのは多分違うでしょうし……。 母親を、一番大切な人すら救えなかったこの力を忌むべき物と見ているということなんでしょうか……。


夜。ベッドの上で、独り助けられなかった女の子に謝罪するファウ。 あの子のことは、父親のことも良く知っていた。 一緒に遊んだこともあった。楽しそうにはしゃぐあの小さな笑顔は、もう二度とみることが出来ない。

そう、あの時だって同じ。 いつも、いつまでも笑っていて欲しかった。 他には何も要らなかった。 本当に、それだけだった。

「お母さん…」

思い出すのは幼かったあの頃。 お母さんを元気にするために、 先生が言っていた獣を探しに森へやってきたファウ。

お父さんは見たことないなんて言っているけど、 いつも森で遊んでいた自分はそんな動物を知っている。 普段は行かないような森の奥まで進んでいき、 そして何とか捜していた動物を捕まえたファウ。

これでお母さんは元気になる。 そう思って、部屋に飛び込んだ彼女を待っていたのは…… 喜んでくれるはずのお母さんが、動かなくなっている現実……。 何度呼びかけても動かない母親。

そんな現実が受け入れられず、家を飛び出したファウ。 森の奥へ、奥へと走っていきます。 躓いてころんでも、もう手を差し出してくれる母親はいません。 思い出したように、捕まえた獣を入れていた袋を手に取るファウ。 もうお母さんはいない。だからこの子も逃がしてやらないと…。

そっと地面に下ろそうとする。
でも、そんなことも知らずに、あばれ続けるけもの。
何にも知らない、ちっちゃなけもの。
お母さんを助けてくれたはずの、森にすむけもの。

ほんとうになんにも、なんいも知らなくて──

「………っ」
ほんの少しだけ力を込めた。
ほんとうに、ほんのちょっとだけ。
そして小さな鳴き声とともに──


けものは動かなくなった。

………………。

なんつーか……。なんて言ったら良いんでしょうかね……。


現在3時。流石に今日はここいらでやめておこうかと思います。 明日バイトもありますし。

獣を殺してしまった幼い頃のファウ。 その後、彼女を待っていたのは何だったんでしょうか。 …嗚呼、気になる_| ̄|○

それでは。



2005年2月21日

こんにちは。リンク集のページ編集しようとして面倒くさくなったレンニャクです。 や、簡易巡回リンクを作ったらそっちが便利すぎて……。 今からバナー集めたりするのが億劫になってしまいました_| ̄|○

もしかしたらリンクのページが無くなるかもしれませんが、あしからず。 でも何となくバナー&コメントなしでリンクするのも悪い気も……。 でもそれを選ぶ自由だってあるはず……ぐだぐだ。


レンニャクの現在のデスクトップ











マイエンジェル(佐倉さん)、


Winampに



降 臨 。






おおおおおおおおおおおおおおぉおぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーーーー!!!! 何気なく「佐倉裕美」でぐぐったら大収穫だったーー!!!!

制作なさったのはこちらのサイト。

桜宮の部屋

やばい、嬉しい。本当に嬉しい。ありがとう。 製作者であられるまあささんにはもう筆舌しがたい感謝の念でいっぱい。 ありがとうございます。本当にありがとうございます。 速攻でリンクに追加させていただきました。

もうこれで、例え聴く曲がなくてもWinampを常駐させることが決定いたしました。

や、本当にこのスキンすごいですよ? ひかりと七海はアニメーションで(多分)曲にあわせてマラカス振ってますし、 なんといってもこだわりを感じるのが5人のヒロイン全員分、 子供の頃のと大人になってからのビジュアルの2パターンが用意されているというところ。 もうその仕様を知ったとき感激で涙腺から得体の知れない汁が出そうになりました。

「ラムネ」に限らず、「みずいろ」や「D.C.」など、様々なスキンを公開なさっています。 どれも秀逸ですので、一度は覗いて損はないかと。っていうかWinamp導入したくなること必然。


さぁ、バイトに出かけるまでプレイ日記をレッツラゴー!(上機嫌


夜が明けてから暫く経った頃、ウェズはファウに起こされます。 そしてファウの口から、あの女の人を捜しに行きたいと聞かされました。

しかしそれはアル=イェドへ向かうと言うこと。 この街での生活を捨てると言うこと……。 その覚悟があるのかどうか尋ねると、 僅かに逡巡して見せるも、ファウはすぐに強く答えました。 「会いたい」、と。

理由はまだ聞かせてもらえないウェズでしたが、 ファウの強い意志にそれ以上のことは問わないのでした。

…昨日あれから色々考えたんですけど、 ファウさんって多分水鏡の者をルタ本人と勘違いしているんでしょうか。 でもそうなるとファウさんは水鏡の者から伝令を受け取っていないわけで…… 水鏡の者がファウさんを知っていることに辻褄が合わなくなる…? んー…「朱」は不確定要素多くて困りますわい(汗

久しぶりに剣帯を手に取ったウェズ。 そして素早く鞘走らせると、柄を鳴らします。 鋼と鋼の重なり合う軽い音。その音を合図に、二人の旅が始まろうとしていました。


おぉ、久しぶりに本編で『砂の城』を聞きましたね。 なんかこの旅立ちまでの一連の流れ、かっこよくて鳥肌が立ちました。

ファウを連れて砂漠を進むウェズ。 砂漠に面するハファザに住んでいても、ファウには砂地の長旅は初めてのことだとか。 街を出る際にはっきりとそれを明かした上で、今や全てをウェズに委ねている。 それ故に、事あるごとにウェズはファウを気遣ってやります。

……む、何か今までよりも露骨にフラグが立っていると言うかなんと言うか。 ウェズがファウさんの外套を正してやるときのファウさんの反応にきゅんとしました(笑


暫く歩いていると、少し休まないかとファウが声をかけて来ます。 ウェズの問いに「少し疲れた」と言うファウでしたが、 その顔は正に疲労困憊といった面持ちです。 場所はよくありませんでしたが、一旦ここで休憩することに。

これからも暫くは砂ばかりだと聞いてファウは肩を落としますが、 明日にはハファザとアル=イェドの間にある泉に着くと知って少々元気が出たようです。 そんな頃合を見計らって再び出発。

と、ここでウェズはファウに干した杏を渡してやります。 酸味で唾液が出るので、喉が渇いたときに口に含むと良い、と旅人としての知識を披露。 街の者であったファウはそんなことを初めて知り、 ウェズがいてくれて本当に良かったと話します。

照れ隠しにさっさと先に行ってしまうウェズに、ファウは慌てて横に並ぶと文句を漏らしました。 折角誉めてあげたのに、と。

「済まないな、余りそういうものに慣れていない」

と、ウェズ。

「そうですか。じゃあ、きっとすぐ慣れますよ」

「何故だ?」


「きっと私、これからいっぱい、 
ウェズさんのことを誉めると思いますから」




Σ(´Д`*)


「では、なるべく早く慣れるとしよう」とクールなんだか何なんだか良く分からない 反応を示すウェズ。 今までこんなやり取りに馴染みがなかった為に、 素直に誉めてくれるファウの言葉が自然に受け止められないんだとか。 でも、そんな言葉がこそばゆく、嬉しくも感じるのでした。


翌日。無事に泉に着いた二人。 ファウは久しぶりに見る緑が余程嬉しかったらしく、はしゃいで回ります。 休むことを最優先に考えていたウェズでしたが、 そんなファウに引っ張られて結局は水遊びを一緒にすることに。

…どうでも良いですが、ここのシーン「バルねこ」使われている台詞が沢山出てきます。 「きゃっ」とか「食らえ!」とか。っていうか「食らえ!」って言ってたんだ、アレ……。 ずっと掛け声かと思ってました_| ̄|○

その後、ファウさんの「好き」発言とか色々ありながらも(何故そこを端折る?)、 心も身体もリフレッシュしたのでした。



夜がもうすぐ明けるころ、 二人はアル=イェドまであと数刻というところまで来ていました。 ファウの胸に去来するものは何なのか。 感慨気に呟く仕草は改めてこの旅の意味を考えさせます。

「安心しろ」「俺がついている。お前は何も心配しなくていい」 という漢ウェズの言葉に顔をほころばせるファウ。 まるで迷いを振り払うかのように軽く頭を振った後、 ファウはいつもの笑顔を取り戻していました。


アル=イェドに着いた二人は早速聞き込みを始めます。 まずは……トルネコの店へ。 しかし残念ながら彼は知らないようでした。 話を聞いてくれた礼に適当な品を買って店を後にするファウとウェズ。 その後も情報を求めますが、結果は芳しくなく… 疲れを見せ始めたファウを気遣って今日はこの辺で切り上げることに。

宿を探して、二人が入ったのはチュチュ達も世話になったメイド喫茶宿でした。 酒と食事を頼み、更にメイドのレイヤーさん宿屋の娘さんに深紅の石について尋ねるウェズ。 暫く考え込んだ後、随分と前に見たことがある、という娘さん。 ……今初めて気付いたんですが、この声って吉住梢さん…?  もしそうだったら大した演技力ですね。進藤が特殊過ぎるのかも知れませんけど。

連れの男は怖かったが、その女の子は可愛かったと言う娘。 …怖い? ってことはカダン達か……。第一章ではアル=イェドで出てきてないから…… 多分関係ない目撃談ですよね……。 又も完全に誤報だー(ノ∀`)

って思ったけど、通されたのはチュチュ達が泊まった部屋でした。 あー…確かにターサは宿屋の娘さんに対してそっけない態度をとっていたっけか。 それにしてもあの顔で怖いって言われる謂れはないだろうに。 そんなん言ったらカダンなんて恐怖の権化じゃないですか。

早速部屋を調べ始めた二人。程なくしてファウがハファザにあった物と同じ落書きを見つけました。 そこに書いてあったのは…「チュチュ ギモコダン」………。

この落書きの意味が分からないファウに、チュチュが女の名、 ギモコダンがその女が向かったであろう地の名前であることを教えます。 が、ファウはチュチュの名に何か引っかかったようです。 ……チュチュ自体に面識があるわけじゃなく、ルタじゃない事に訝しく思っているんでしょうね。

ハファザからアル=イェドまで来た以上にギモコダンへの道のりは辛いもの。 それでもあの女を追うかどうかウェズはファウに訊きます。 その答えは「当然」行く、というものでした……

………うん、あれだ。 この二人には『ぶらり勘違いの旅』って言う名をつけてやると良いと思います。


今日はもう休む事にした二人。 と、ファウに良く休むようにと言付けてウェズは部屋を出て行こうとします。 慌てて引き止めるファウに「同じ部屋で寝るのは拙い」のでもう一部屋借りてくると言うウェズ。 …既に砂漠で一緒に寝てるのは気にしないんでしょうか?

しかし旅の路銀は大切にすべき、という尤もな意見を出され、渋々同じ部屋で寝ることを認めた…… かに思われましたが、ウェズは徐に刀子と木片を取り出し、今日は寝ずに彫り続けていると言い出します。 理由を訊いても「そういうものだ」としか言わないウェズに、 ファウは自分も寝ずに薬を作ると言い出してしまいました。

諦めて寝る事にしたウェズでしたが、

「あっ、普通に寝るだけじゃ駄目ですよ」

ファウさんの攻めはここで終わりません(笑

「どういうことだ?」

「寝ようとしなかったウェズさんへの罰です。
  今日は私と一緒に寝てもらいますから

一緒に寝てもらいますから…
         寝てもらいますから…
             もらいますから…
                    ますから…
                          から…






来たぁあーーーー!!!


同じ寝台で寝て、自分がウェズを信頼していることを示すというファウ。 真の漢であるウェズじゃなかったら貴方の貞操なくなっています。

諦めて自分の寝台へと入ったウェズ。 遅れてファウも同じベッドへ背中合わせになる形で入ってきました。 うひょぇあぁっ(壊れた

ここから先はお楽しみ…ということで……。

……


…………


………はふぅ………


取り敢えず、

「…はい、とっても」

とっても強力でした。



翌朝、目を覚ますと既にファウの姿は部屋にありませんでした。 そして「ありがとう。さようなら」の書置きと指輪が…<どっかの陳腐なメロドラマか

広間へ出ると、そこには宿屋の娘さんと意気投合して話すファウの姿がありました。 娘さん曰く、ウェズが寝過ごしたせいでファウはずっと待っていたんだとか。 素直に謝るウェズと気にしないで、と言うファウ。 そんなウェズを見て微笑む娘さん。

「ふふっ、優しいんだ。
  やっぱりこの人とはいい感じみたいね」


「そそそ、そんなっ、私とウェズさんは、別にっ!」

「そう? さっきはとっても嬉しそうに話して…」

「あーっ、あーあーっ!」



…………。







MAXEさん……
貴方の気持ちが分かってきたよ……


宿の礼も兼ねて娘さんを診てあげる約束をしていたというファウ。 そんな彼女を置いてウェズは独りで買出しに出かけます。 娘さんの粋な計らいでファウさんへお土産を買うことも約束しました。

買出しを終え、ファウのために珍しい薬草を買い込んだウェズ。 ……薬草て。  宿に帰ってくる頃にはすでに昼過ぎになっていました。 と、宿の前に人だかりが。 娘さん曰く、ファウが街の人を診てあげているんだとか。

人を掻き分け、前に進むとそこには診察を続けるファウの姿がありました。 「やっぱり、具合の悪い人を放ってはおけない」と嬉しそうに語るファウ。 心なしか、朝見たときよりも元気にウェズの目に映ります。 久しぶりに薬師として皆に囲まれるのは心躍ることなのかもしれません。

そんなファウを「ファウらしい」と言い、手伝いを買って出たウェズ。 次から次へとやってくる患者。 しかしファウの表情は暫く見なかった活き活きとしたもので…… ウェズは、これから旅を続けることはそんな幸せを奪ってしまうのではないか、と一人考えるのでした。 結局日が暮れる頃まで慌しい時間が続きます。

最後に、女の子から1輪ずつ花を貰ったウェズとファウ。 今日の疲れも全部吹き飛んでいきました。 きっと、この花はすぐに萎れてしまう。 けれど、貰ったときの気持ちは決して色褪せない。 その思い出を、ずっと忘れずにいようと思うウェズなのでした。


ちょっと豪華な食事を頂いた後、部屋に戻った二人。 ここでウェズのお土産プレゼント。 包みを開いたファウは少し残念そうな顔をします。 そりゃそうだろうよ。 うーん、真の漢は女心が分からない、か…。罪なもんだぜ(何

と、貰った薬草を薬入れに入れようとしたファウが異変に気付きます。 いつもの薬入れが無くなっていたのです。

置き忘れることなど絶対にないと言うファウ。 その様子はかなり狼狽しているようです。 そんなファウを「誰かが後で届けに来るかもしれないから」と部屋に残し、 一人剣帯を持って部屋を出たウェズ。 広間で会った宿屋の娘に話を聞いてみるも、 薬入れは見ていないとの事。

盗まれたか……。そう漏らすウェズに娘も同意します。 外を探してくる、と宿を出ようとするウェズを引きとめようとする娘さんでしたが、 ただ見送ることになりました。

宿を出て暫くすると怪しい男がこちらを見ていることに気付きました。 目が合うと、すぐさま逃げ出したその男を必死で追いかけるウェズ。 そしてとうとう袋小路へと追い込みます。 刀を抜き、対峙しあう二人。 しかし…男の口から出てきた言葉は「これがあれば娘を助けられると思った」、 「でも娘によくしてくれたあんた達に悪いことはしたくなかった」。 だから「返すつもりだった」。 そして…「あんた達がこの街に残ってくれれば娘はっ」…… その言葉は、ファウの手伝いをしながらウェズが気になっていたことでした。

ファウは今、旅をしている者。 それなのに街の者を診てやるということは、虚しい希望を持たせているだけではないのか、と……。 そう思ったウェズは、男が差し出した薬入れを男に押し返し、 見逃してやることしかできませんでした。 その薬入れには、娘の命という名の希望が詰まっていたのだから……


宿に帰り、「みつけられなかった」と嘘の報告をするウェズ。 そして「悪かった」、と。 そんなウェズに「また作ればいい」と言ってくれるファウ。

「だから、元気出して下さい。
  私はもう気にしてませんから」

ウェズを励ますよう、明るく気丈な言葉をかけてくれる。 でもウェズには分かっていました。 薬師にとって薬入れは命の次に大切なものであるはず。 それなのに、全く気にしていないかのように振舞う姿を見て、 ウェズは只、頭を下げることしか出来ませんでした。

その後、ウェズが買ってきた薬草を薬にすると作業を始めるファウ。 ウェズも一緒に、木のお守り(いつの間にかお守りになってました)を彫るのでした。

やっぱりウェズは器用だ、とファウは誉めますが、 いつかのように、刀子は人を殺めるものだと知っても尚そう思うのか、そうウェズは尋ね返します。 ファウは、今はもう違う…そう答えてくれました。 その答えを聞いたウェズは、このお守りが完成したらファウにやると約束します。

……これまた悲劇の象徴になりそうな悪寒……。


さて…、今日はこの辺で切り上げるとしますかね。 またも水曜日まで実家のほうに行ってます。 実家にいるとき、今までは只だらけていただけなんですが、 それもあれなんでこれから分業(?)しようと思います。

実家にいるときは溜まっていたビデオ・DVDの消化。 それとSSの続きを書いていこうかな、と。 1週間のうち実質2日はそれに使えるわけですから結構進めるはず。

がんばります。それでは。



2005年2月23日

狂喜乱舞っぷりがばれちゃいました。

先日の日記で佐倉さんのスキンをゲットして大いに騒いでいたところ、 どうやらアクセス解析で配布もとの桜宮の部屋の 管理人であらせられるまあささんにこの狂いっぷりが発見されてしまったようで。  日記で取り上げられちゃいました。

いや、なんかすっごい恥ずかしいんですけど^^;

……でも折角なので反応してみたり。

>佐倉さんが攻略できないのは、狙っていると思いますよ(笑)
>攻略不可能で魅力的なサブキャラというのは、エロゲの定番ですから。

やっぱり狙っているんですかねぇ。 七海と奪い合いになるような展開もこちらとしては望んじゃいないんですけれども… 出来るものならもうちょっと見せ場が欲しかったのが本音です(泣

脳内補完で何とかやり過ごすしか……


いよいよ明日に迫ってきましたね、 「120円の春」の発売日が。 レンニャクはというと、予約は愚か外出する予定すらありません。




やめてっ! 石を投げないで!


や、買いますよ? 当然購入予定はあるんです。 あるんですが、 「朱-Aka-」が現在プレイ中ですし、 なんか見た感じだと初回特典のようなものもなさそうですし……。 買うだけ買って積むのも浮ばれないかなぁ…、と思いまして。

そんな言い訳を言ってみるわけです(ぉぃ


昨日からのレンニャクの行動。

22日
03:00 就寝
15:30 起床→朝飯後、SS
19:00 姉と外食。インドカレーウマー(゚д゚)
22:00 就寝

23日
00:30 起床→もう寝られず「第3次スパロボ(PS版)」、ネットサーフィン
07:30 就寝
15:30 起床
19:00 バイト3時間

そして現在に至る…

だめだ、こりゃ。



さぁて、今日中にファウさんを終わらせられるかな?…かな?<知りもしないくせに


と思ったけど誰かさんがハラヘリーの呪文を唱えたのでカップ麺の塩バター食ってきます。 これ読んだ人も何か食べずにはいられなくなるだろうと言う非常に高等な作戦です。 変なこと言ってないでとっとと腹の補給してきますね。


改めましてこんばんは。 盛大にホットミルクひっくり返して手に火傷を負ったレンニャクです。

熱い、熱いよ…! 白い液体がボクを苛めるよ…!

……自分自身、今日のテンションが良く分かりません……_| ̄|○

んではそろそろ本気で「朱」プレイ日記開始。


これ以上アル=イェドにいると群がる患者の為にファウが旅を続けられなくなる。 そう危惧したウェズに連れられて、まだ日も昇る前から出立しました。

日が昇ってからも歩き続ける二人。 と、ここでウェズが異変に気付きました。 なんと知らないうちに砂嵐がすぐそこまで迫っていたのです。 不幸な事に辺りは見渡す限りの砂地。 岩陰一つありはしません。

慌てふためくファウを励まし、自分の外套の中へと身を寄せさせるウェズ。 ウェズは二人の身体を縄で縛り、渾身の力で剣を地表へと突き立て、それを支えに砂嵐をやり過ごそうとします。 天空の城を思い出したのは自分だけではないはず。

激しい砂嵐に捕らわれた二人。 どれだけ時間が経ったのか、ウェズが目を開けるとすでにあの砂嵐は影も形もなくなっていました。 気を失っていたファウを揺り起こし、互いの生を喜ぶ二人。 「ずっと抱きしめていて貰って」ありがとう、というファウ。 ちょっときゅんとする俺。


剣を強く強く握り締めていたために痺れてしまったウェズの手。 夜のキャンプのときになってようやく痺れも取れてきたようです。

焚き火を前に昼の砂嵐の事を話すファウとウェズ。 「他にも、あんな砂嵐に遭った事はあるんですか?」というファウの疑問に、 ウェズは実は今回が初めてのことだったと告白します。 でも、自分が慌ててしまったら二人ともお仕舞いだと思ったから、とも。

「やっぱりウェズさんはすごい」と感心するファウでしたが、 ウェズは薬師のファウのほうが凄いと言います。 謙遜するファウ。ウェズも少し薬草の事を覚えてきた事を例に挙げ、 誰にでも出来る事だ、と言います。

「そう、誰にでも…出来ることなんです…」

繰り返しそう呟く。 …その胸にはどんな思いが渦巻いているのか……。 ウェズは敢えて問わないのでした。

いつもウェズに頼りっきりな事を謝るファウに、 「砂嵐は恐かったか?」そう尋ねるウェズ。 頼るのは構わない。自分もファウの気付かないところでファウに頼っているから。

「だから、もう一度訊ねる。恐かったか?」

「それは…」

「恐く、ありませんでした。
  ウェズさんが護ってくれるって、信じてましたから…

なら良い。これからもファウを護るつもりだから……そう誓う漢ウェズ。 でも、だからこそ……

「だから、よければ聞かせてくれないか?」

ファウが何故、緋の石の女を求めているのかを。 それは根本の謎。これまでも頑なに語ることを拒み、言葉を濁してきた。 そして、その拒む理由すらも口にすることはなかったもの。 ウェズは、別にファウが語ってくれなくても付き従うだけの覚悟は持っていました。 しかし、ファウは明らかに悩み惑っている。 それが、自分に語ることで癒されるならば。…その一心でウェズはそう告げたのでした。

ウェズにならば……そう言って語りだしたファウの旅の理由。

自分の着けている緋の石は幼い頃、同じ石を持った女の人から譲り受けた。 昔の事で、自分でも良く覚えていない。 けれども、この石にはきっと人を癒す不思議な力があると思うと、ファウは言います。 そして、あの少女をこの石の力を使って癒そうと試みた事も。 でも、何も起こらなかった。だから本当に力があるのかよく分からない、と。

……またも自分の勘違いが色々と発覚。 ファウさんは眷属としての自覚はなかったんですか。 ……だったら、なんで水鏡の者はファウさんの事を……?

今までは自分でも信じていなかった。 だけど、ウェズに街で同じ石をつけた女の人を見たと聞いてから信じようと思った。 そして、ちゃんと話を聞いてみようと。 そう思って、ファウはこの旅に出たのでした。

今まで黙っていた事を詫びるファウ。 それは信じてもらえるかも分からないし、第一自分自身が信じきっていなかったから。 でも、ここまで来た以上、もう信じるしかない、とも。 そんな曖昧なものの為にこれから先に進んでいく自分に、 ウェズは一緒に来てくれるか尋ねるファウ。


現在4時過ぎ……。MSNで捕獲されてやっぱり話し込んでしまいました。 当然「朱」はできず……や、でも楽しくお話させていただきましたよ。 まっしぐらの変遷とかの話題も面白かったですし、 普通とはなんであるかの論議もなかなか興味深かったですし。

BGMは某お方のラジオで堀江由衣染めになってました。 うーん、結構洗脳された感が……。

ところで、……大々的にリンク貼っても大丈夫なんでしょうか、神凪さん?  何故かたじろぐ自分がよく分からない。


現在も数名の方がお話なさっていますが、左目鈍痛、右目鋭痛(?)のため自分はリタイヤ。 …左右で痛さの種類が違うって言うのは一体……。  明日…全ては明日だ……。

何となく調べてて突き当たった「ほ、ほーっ、ホアアーッ!! ホアーッ!!」 に爆笑。何やってんだ。それでは。



2005年2月24日




…………。





……うん、なんていうかさ。





……うん。





187面は狭いところで雪希さんに嬲られるステージです。



勢いって大切だよね。


昨日「朱が終わり次第バルねこ再開します」とか掲示板でほざいていた自分がまるでバカです。わはー。


あと書き終わった後で「NARUTO」で今出てきている敵に似てるな、とか気付きました。 不慮の事故です。


とにかく、こんなだるだるな展開で無事最後のご褒美CGもゲットしましたー。 最後の最後で、 しかもCGがくるとは予想外でしたが、 美味しく頂きました。ごっつぁんです。


MMR日記によると、なんと所沢のTUTAYAさんでは「120円の春」を売っていないんだとか。 所沢で売っていないとなると、ある程度地方のほうはもっと見つけるの大変なんでは……。

しかし我々にとってのメジャーは世のマイナーなのですか。 普通にどこでも売ってるもんだと思ってた自分ももうすっかりこっち側ということですね。


さぁ、そんなこんなでレッツプレイ日記〜。 …昨日中途半端なところで終わっていますので、 よろしければ昨日の終わりから読み直して頂けると幸い。


そんなファウの問いにウェズは迷いもせず「どこまでも、共に…」と 漢っぷり溢れる答えを。 っていうか、実質これプロポーズに近いんじゃ……。

ってうわっ、ホントにこれだけ書いてこの日終わっちゃったよっ。  これならいっそのこと昨日のプレイ日記に足して置けばよかった……。


翌日、二人は再び砂地を行きます。 …うーん、『砂の城』が流れるたびに鳥肌が立つようになったなぁ……。

予想以上の暑さに歩は中々進まず、足取りはまるで這うように遅々としていました。 口内があっという間に乾燥してしまうほどの乾き。 ウェズが自分の水入れから水を口に含むと、ファウが小さく声を上げます。 ウェズが水を飲むように促しますが、なぜか「後で」とはぐらかすファウ。 不審に思ってファウの水入れを調べると……すでにその中は空でした。

ウェズは自分の水入れを差し出し、水を飲ませてやります。 水入れを返そうとしたファウに、そのまま持っているように言ってやるウェズ。 ウェズの身を案じるファウでしたが、喉が渇いたらその時ファウに言う、と。

そしてまた歩き出す二人。 降り注ぐ陽光も、砂混じりの風も何も変わっていない。 けれど、心なし軽やかなファウの横顔を見ているだけで ウェズの乾きも癒されるかのようでした。……くぅ(?)


日が彼方の岩山の端に懸かる頃、二人は堅牢なギモコダンの城市が望める地まで辿り着きます。 街に入った二人は聞き込みは明日に回すとして、まずは宿に向かう事に。

日が暮れてからようやく見つけた宿。あのダンディな親父の宿ですね。 宿に入った二人は部屋を頼むと同時に、緋の石の女を知らないか親父に尋ねます。 結局今日のうちから聞き込みしてるじゃないか。

僅かに顔を顰めた後、胡乱な視線を向けてくる親父。 なんでもこの石は街外れに住んでいる貴族の持っているものにそっくりなんだとか。  それを知っても尚この宿に泊まるかどうか尋ねて来る親父に、 ウェズは宿を後にします。

ようやく突き止めた確かな手掛かり。 二人はすぐにでもその屋敷へと向かう事にします。 ……ナンディニの屋敷ですよね、きっと。 days制が廃止されてしまったので分からないんですが、 まだナンディニは眷属のままなんでしょうか? それとも既に還された後?


屋敷へ入った二人。しかし屋敷の中は静寂につつまれ人の気配を感じません。 訝しみながら屋敷の奥へと向かった二人が見つけたのは……ただ一人の女の姿。 第一章以来のニムラム登場です。

去るように警告してくるニムラム。我が主は誰にも会わない、と。 只ならぬ雰囲気に剣に手を伸ばすウェズ。 これ以上先に進むというなら斬る。そう最後通牒を向けるニムラムに、 ファウは「チュチュさんに会いに来た」と痛い事を告げます。

意味分からなさそうな顔をしたあと、 「人違いだ」と言って、更に去るように強要するニムラムでしたが、 このとき、ファウの胸に緋の石を見つけます。

「眷属の者だったか」、そう言うニムラム。 「ルタが差し向けたのならばその意に従おう」、そう一人で納得して 主の下へ連れて行こうとするニムラムですが、 ウェズとファウには何のことを言っているのかさっぱりわかりません。 しかし何らかの関係があることは確か。 そう思いついて行くことに。

通されたのは貴人の部屋といった趣の部屋。 そこには先程の女の傍らに腰掛ける女がいました。

「あらあら、こんな夜更けにお客さま?」

そう言って穏やかに微笑みかけてくる女……。 ……そうか……還された後もニムラムはずっとナンディニを護っていたのか……。

予想していた人物とかけ離れたナンディニの様相に拍子抜けしてしまうウェズとファウ。 ニムラムを加え、緊張感を持った3人に対してあくまでナンディニは穏やかで、 一人だけ浮いた存在のようです。  お茶や菓子を振舞おうとするナンディニでしたが、 ニムラムに宥められて少々ご立腹。

そんなニムラムはファウとウェズを部屋から連れ出します。 そして、「もう我らに構うな」とルタに伝えて欲しいと言われる二人。 当然何のことか分からない二人は、自分達がそのルタという人物と関係ないことを明かします。 ここでようやくファウとウェズはルタの名に辿り着いたわけですか……。

ニムラムは「どうやらお前は何も知らない眷族のようだな」、とファウに言います。 だが間違いなくその石は眷属のものであり、 幼い頃にその石を渡した者こそがルタであると。 そして二人がルタの遣いでないのならば去ってくれ、とも。

そんなニムラムに、ファウは縋ります。 この力のことを、そして力の使い方を教えて欲しい、と。 ウェズもその為に彼女はここまで来たんだと告げて、教えてくれるよう頼みます。 しかし…ニムラムの答えは「眷属は他の眷属の仔細を知らぬ」というものでした。 そして、

「知る者は、ただ全てを統べるルタのみ」

殷々と響く声ではっきりと告げるニムラム。全てはルタという者が知る、と。 それを聞いて途端に色めき立つファウ。 恐れも忘れ、身を乗り出してニムラムに迫ります。

「で、では、何処にいるんですか、その、ルタさんは?」

その言葉に、驚きとも嘲笑ともとれる態度を取るニムラム。 しかし、どうせ我らには関係のない事と自分の知っている事を教えてくれました。 ルタの住まう地はここから更に西、大河を渡り、ドゥムジの峰をも越えた先にあるという。 そして、向かって帰ってきた者はいない、と。

それだけ聞いてウェズは立ち去ろうとします。これ以上女が語る事はないだろう、と。 しかし後ろから制止の声がかかります。 ルタにまみえたのなら、「もう我らには関らないで欲しい…」そう伝えてくれと、 頼まれるのでした。カダンたちは当てにされてないってか。いや、実際ダメだったけどさ。


先程の宿に帰ってから、ようやくウェズは閉ざしていた口を開きます。 これからどうするのか、とファウに問うために。  ファウの答えは当然、ルタに会いに行く……。 今回の件でそのルタという人物がどれだけの危険を孕んでいるか感じたウェズは、 その事に反対である事を告げます。

しかし、ファウが「私を止めますか?」とウェズに訊くときっぱりと言い放ちます。

「とめて欲しいと望むのなら、いくらでも止めよう」

「じゃあ、私が行くと言ったら…」

「共に行こう。独りで行かせる訳には行かぬからな」

キャー!!!(?

こうしてルタの元を目指す事を決めた二人。 明日の朝には出立するために、この日は早々に休むのでした。

…カダン達は砂地を渡る準備に1日かけたりしていたのに、 ウェズは翌日すぐ出発するんですよね……。 なんか本当にそれで大丈夫なのかよ、と心配してしまいます。 それともあれか? カダンは食う量が凄いって事なのか?


さて、それでは昼飯とか諸々の休憩。



2005年2月24日(2)

改めましてこんばんは。 風呂入ったとき、体臭(汗のにおい)が磯の香りで驚いたレンニャク@ナトリウム過多です。

いやホントホント。 ここは何処の磯ですかと。 潮干狩りでもしましょうかと。 俺の体内はどんな状況ですかと。


イッツ神秘(ミラクル)



さーてそれじゃ気と汗腺を引き締めてプレイ日記へ行きましょう。


ルタの元を目指して旅立った二人。 ウェズの話では順調に行ってもあと数日はかかるんだとか。 前回の事もあって、ウェズはファウに水を飲みすぎないよう注意します。 そしてもし不安ならば口に含むだけで飲まずに水入れに戻せ、という究極の方法を……。 その戻した水入れ、自分が貰い受ける!

「それほど、厳しいんですね?」

「そういうことだ、辺りに街も無いからな」

黙り込んでしまうファウ。 それは想像していたよりも更に過酷だったのでしょう。

「不安か?」

「…少し」

「なら、任せろ」

「えっ?」

「俺に任せろ。大船に乗ったつもりでいてくれればいい」



ウェズゥ…!


その後も歩けるだけ歩き続けてきたファウとウェズ。 いつしか冷たさを含むようになった風と闇につつまれながら、 今夜の野営の準備を始めました。

火を囲んで暖を取る二人。 明らかに疲労した顔のファウに、ウェズは明日も辛いだろうから早く寝るよう促します。 しかしファウは横にならず、少し話がしたい、と言って来ました。 彫りかけのお守りを彫りながら、二人は語り合います。

この後、



……。




………なんとベタな……。



でも知ってるかい? ベタな展開っていうのはツボに嵌ると 恐ろしくクリティカルヒットするっていう事実を(何


翌日は治まらない風の所為で前日よりも辛い行程になりました。

なんとか夜まで歩いて、今日も野営。

お守りを取り出して昨日のように彫り出すウェズ。 もうウェズのお守りは完成間近となっていました。 まだ寝ないで彫るというウェズに、ファウも付き合います。

お守りの事について楽しく語り合うファウとウェズ。 と、ここでウェズが異変に気付きます。 さくり、さくりと段々近づいてくる砂を踏みしめる音。 剣に手を伸ばし、ファウを背にやったウェズの前に現れた影は……。

「こんばんは、いい月ね…」

荒野の只中での邂逅を、まるで偶然出遭ったかのような言葉。  月を背にしたその姿は紛れもなく女だった。

「女だった」じゃなくて石切姫じゃん!!!! しかも露出多っ!!!!!

あー!そうだっ、そうだった! すっかりその存在を忘れてた!  や、一章やっているときに「あれー?出てこなかったなー」とか思っていたんですけど、 二章位から完璧に失念しちゃってました(汗

しかしこのタイミングで出てくるとはね……


何者だ、と警戒心剥き出しで尋ねるウェズに、 女は至ってのんびりと、「折角出遭ったのに、随分なご挨拶ね…」なんてのたまいます。 まずは自分から名乗るようにと言われて、困惑しながらも油断せず名乗るウェズ。 そしてファウ。

「では自己紹介もすんだ事ですし…」

女はそう言うと、まるで砂の上を滑るように、音もなく二人へと近づきます。

「…待て、お前がまだだ」

「あら? よく覚えていたわね」

問題はそこか?

そんなウェズに自らをイスナと名乗った石切姫(以後カタカナ表記で)。 「只の旅人だと思ってください」とか言っちゃってる時点で 只の旅人じゃないことバレバレです。

旅に同行する、と言い出すイスナに目的が何であるかを詰問するウェズ。 そんなウェズに「ニムラムに聞いてやって来た」と答えるイスナ。 しかし続けて目的が何であるかを尋ねてもイスナは答えません。 白刃を抜いてイスナに身構えるウェズでしたが、 「私には意味がない」と投げ捨てるように言い放ち、更に歩み寄ってきます。

そして、本当にルタの元へと向かうつもりなのか。逆にそう問い返してきました。 ファウがそれにそうだと答えると、今度はウェズに貴方は守護者なのか、と訊いて来ます。 何の事か分からないとウェズが答えると、忘れてくれというイスナ。 その答えで、まるでウェズに興味を失ったかのようです。

その後、ファウを癒しの者であると判断したイスナ。 刀を納め、ここでウェズが眷属とは何であるかを尋ねます。 「自分のことを知りたい」というファウの言葉を聞いて、イスナは話してくれました。

眷属とはルタから力を授かった者のこと。 そして代償として、ルタへの義務も生じるということ。

しかしそんなものは知らないというファウに、 イスナはまだルタがファウにその力が必要ないと判断したのだろうと言います。 そして眷属であることを知らなかったのもルタがそう判断したのでは…と。 知らせるべきではないとはどういうことか、ウェズが問うと 眷属の中には極稀にそういう力を授かる者もいると言うイスナ。

暫く言葉もなく考え込むウェズたちでしたが、 イスナがもうすぐここで風が巻き始めると言って移動を始めます。 何故そんな事が分かるんだ、とウェズが聞くと、

「永く生きていると、
  それなりに物を知っているものなのですよ…」

そう言って迷いもなく、微笑んで見せるイスナ。 その姿はファウとさして変わらない娘でしたが、 ウェズも何かを感じ取ったようでした。 ……この時点でイスナが不死になってから何年たってるんでしょうかね……。


然程離れてもいない場所に落ち着くと、 イスナは改めてファウに向き直り、まだ尚ルタを求めるのかどうか問います。 全てを忘れ、市井に生きるべきだという助言と共に。

なぜそんな事を聞くのかと問い返すと、イスナは懐から緋の石を大量に持ち出します。 そしてそれを「眷属であることを捨てた者の証」と言い、更に言葉をつなげます。

「私は…訳あって直接ルタに干渉することは出来ません」
「この為に、私は貴方の元へやって来ました…」

「ファウ、ルタの眷属の証たるその石を渡し、
  眷属としてのその身を捨てなさい…」

イスナはただ、ファウに向かってそう告げました。 それが何を意味するかは言うまでもありません。 

…うーぅむ…ここに来て再び謎が……。 銀糸で不死になったイスナですけれども、 その根源がルタの力にあるために干渉できないとでも言うんでしょうか?  それと、イスナの目的は久世の遺言を護って、銀糸(の力)を無くすことでしょうから、 眷属をやめさせるっていうその行動は分かるんですけれども。 それがルタにどう影響を与えるというんでしょう?


ファウの「この石は何なのか」という疑問に、 「力はその身に宿るもの」であり、「それはただの石ころ」だと告げるイスナ。 それでも尚渡せという理由は…… 石を持たなければ眷族ではなくなるというもの。 なぜ石一つでそうなるのか分からないウェズと俺。

その事をイスナにぶつけても、イスナは黙ったまま何も答えず、 求めるようなファウの視線もただじっと受け止めていました。

そんな長く感じる一瞬が過ぎ、ようやく心を決めたのか、イスナが口を開きます。

「今の貴方には理解できないでしょうが…」
「そのような者が居ると思って下さい」


「…そのような者?」

「ええ、それがあの子の…」
  いえ、ルタの優しさなんです」


そう語ったイスナの表情は、今までにはなかった、深い慈愛のようなものに満ちていました。 …………。……やめたいと思ったらやめてもいい。 石を返せばその力からは解放されなくとも、義務からは開放される。 それが…彼女なりの優しさということなんでしょうか。

ファウは、結局「よく分からない」という答えを出します。 でも、やっぱりルタ本人と会ってはっきりさせた上で考えたい、と…。 今すぐ決断は迫らない、そう言ったイスナでしたが、

「ですが、忘れてはなりませんよ」

「きっといつか、貴方は選択を迫られます。
  その時はもう、後戻りすることは出来ないのですよ…」

そう、語るのでした。


東の空が白み始めた頃、一晩を共にしたイスナが二人に別れを告げようとしていました。 次の目的地が決まっていないのなら一緒に行かないか、そうイスナを誘うファウでしたが、 自分には自分の義務があると断られてしまいました。 縁があったならまた会おう。そう約束をし、イスナは去っていきました。 と、ふと思い出したように歩を止めるとファウに向かって忠告します。

癒しの者の力には気をつけなさい……と。 癒しの力は特殊なもの。使えば自分の身も只では済まない。 どういうことか尋ねても、イスナは自らを傍観者と称し、教えてはくれませんでした。

……やっぱり、それ相応の痛みを伴うってことなんですかね。 傷を癒すなら自分も傷を負い、病を癒すなら自分も病に罹り、 そして死者を癒すのならば……。……あぁ……なんか今後の展開が読めてきたチック_| ̄|○


おぎぃ〜…(?) 一旦休憩ですですよ。 ……「ですですよ」って誰なんだ_| ̄|○


休憩時間中も色々やってました。 まず巡回リンク更に増やしたりとか。他には……

………チクショウ…ランタイムって何だよ…言われたとおりやってるのにインストールできねぇよ……。 まるまる2時間無駄にしちゃったじゃんよ……くそう……。 これじゃマイエンジェルの壁紙作りなんて夢のまた夢じゃんかよ……。

さぁ、そんな呪詛を吐き捨てつつ、プレイ日記再開♪


イスナと別れてからも旅を続け、 二人はもうあと少しで大河というところまでやってきていました。

ウェズがもうすぐ砂ではなく緑を見ることが出来る。 そして大河の港町、スエンへと到着する…そう告げても、 ファウはあまり喜びませんでした。 イスナから聞いた真実の数々にファウ自身戸惑ってしまって不安になっていたのです。

「ルタにあってからまた迷えばいい」などと、ファウを励まそうとするウェズでしたが…。 やはりファウに元気はないようです。 と、ここでウェズはあのお守りを取り出しました。 昨夜中々寝付けなかったのでそれならば、と励んだ結果完成したんだとか。

それはウェズの故郷の空の神を模したお守り。 待ちわびた“ウェズの”お守りを手にして、それまでの暗かった表情が一変して嬉しそうな笑顔になりました。 やはりファウには笑顔で居て欲しいと思うウェズ。 もし不安になることがあったらそれを握ってみろと言います。 ファウは早速握ってみます。そして傍にウェズがいるみたいで落ち着く、と胸キュン発言。

まるで宝物のように扱うファウ。 ウェズは難しく考えるな、失くした時にはまた彫ってやると言ってやりますが、 なくさないとまた彫ってくれないのか、とファウに言われて困ってしまいます。 そして今度はお守り以外の何かを彫って欲しいと強請る魔性の女ファウ(ぇ

結局また何か彫ってやる事になり、 何を彫って欲しいのか考えておくことになりました。


街はかなり賑やかなよう。 ウェズはこれからの旅に必要なものを買い集め、 ファウは気前のいい薬草屋のおっちゃんから色々と薬草や香料を買い込みました。

薬師としてのファウを誉められたためか、ファウさんご機嫌のご様子。


夜。程なくして宿を見つけた二人は久々に砂でないところで寝れると喜びます。 ファウは薬草の仕分けをし、ウェズはそれを眺める……。 ずっと砂地の旅続きだった二人にとっては久しぶりの穏やかな時間でした。

と、昼間ウェズが街でお酒を買っていたことを見ていたファウは、 ウェズのお酒を没収しようとします。

この後、



……。




…………。





……………ほぅ?(?


翌朝、ウェズたちは部屋へ走りこんできた宿屋の娘に起こされます。 何事かと剣を手に取るウェズ。 聞くと、何でもファウが薬師だと聞いて、一刻も早く見てもらいたい人がいるのだとか。

通された部屋には寝台に横になり、身動き一つしない女の子とその親の姿がありました。 まるでそれはあの日のよう…ってCG使いまわしかよっ!

ファウは額に汗を浮かべながら必死で治療をしますが…。 縋る親、助かる見込みの薄い幼い患者……まるで本当にあの日の再現でした。 ウェズは、ファウを治療に専念させるために人を払い、 そして落ち着くように諭します。

また患者を救う事が出来ない。だから落ち着けるはずなんてない。 そう言って取り乱すファウ。 出血の具合からして、もう手の施しようがないという患者。 ウェズは、薬師にだって限界がある…そう言って諭そうとしますが……

「…違います」
「限界なんて…ありません」

いつか見た光景。 ファウはあの時と同じように、少女の胸に手を翳していました。 私にはその力があるはず…そう言って力を使おうとするファウ。 ウェズは、イスナの去り際の言葉を思い出し止めようとしますが…… ファウの強い決意に…そして自ら選んだ道に、もう手出しはしないと決めてしまうのでした。

既に動かなくなった少女……。 手を翳し続けるも……結局、力を使う事は出来ませんでした。

力とはなんであるのか知らないファウが、その力を使えなかったのは致し方のないこと。 けれども、少女を救えなかったという重い事実が、ファウを苛み続けるのでした。


少女の簡単な葬儀を済ませた後、 ファウは部屋の窓から夜の街並みに黙って目を向けていました。 気を落とす程度ではないファウの悔やみ。 それは薬師としてではなく、力を持ちながら何も出来なかった人としての自分に対するもの。

強く握りすぎた拳。爪が掌に食い込み、血が出てしまう。 そう言ってファウの拳を解こうとしたウェズでしたが、ファウにその手を振り払われてしまいます。 今は護って欲しくない、傷つきたい…と。 そう言い残して部屋を去ってしまったファウ。 ファウが己の無力さを嘆くのと同じように、ウェズもまた、己の無力さを痛感するのでした。


部屋で独り、ファウは己の無力さに悔いていました。 皆を救いたくて薬師になったのに、そして力を貰っても、救ってあげる事が出来なかった。 本当は自分に力なんて無いんじゃないか。そう自分を疑うファウ。

「悔しい…」

「悔しいよ…お母さん…」

そう、拳をぎゅっと握る――ただぎゅっと……


過去回想。母親の死を受け入れられず、 獣を入れた袋を持ったまま森の奥へやってきたファウ。

獣を逃がしてやろうと思いますが…… やり場の無い悲しみか、それとも怒りか…… 手に取った獣の首を絞めて、殺してしまいました。

母親を救えなかった悔しさから泣き出してしまう。 その間も既に死んでぐったりしている獣を、 ぎゅっと握ったままってかわいそう過ぎやしないか。


そんな風に泣き続けていると…

「…何を泣いている?」

いきなり声をかけられて顔を上げる。 そこには、見知らぬ女の人が立っている。 それは……ルタでした。

「…訳を、話しなさい」

そう言われて、しどろもどろになりながらも何故か説明してしまうファウ。 病気の母親を治すためにこの獣を持って行ったけれども、間に合わなかったと。

その後、「なぜ獣を殺したのか」「後悔しているか」などルタに色々と質問されるものの、 幼かった所為もあって何も答えられないファウ。 答えを知りたいか、というルタの問いに「うん」と答えると、 ルタはお決まりの台詞を言います。

「ならばファウ…我が眷属となるか?」

眷属になればその答えをいずれ知る事も出来るだろう。 そう語るルタに、幼いファウは眷属になると、答えます。 そしてこの時、ファウは癒しの力を授けられたのでした。


…思い出した。

そう、私は確かに、ルタから力をもらった。

私は自らの選択で、ルタの眷属になって――

でも、私はまだ――

私はまだ、答えを知らずにいる。



……ファウさんは力を確かに持っている事を自覚しました。 さぁて、どうやって答えを得るんでしょうか……。


独り部屋でベッドに横になるウェズ。 ファウさん部屋新たに借りてたのか……。 と、ファウが部屋に入ってきました。 そして、ルタの事を思い出したと…いえ、本当は忘れた振りをしていただけかもしれないと告白します。

力は確かにあった。あったけれども救えなかった。 いつだって、自分は何にも出来ない。 お母さんも救えなかった。 そしてあの時の獣も…何の罪も無い獣も殺してしまった。 殺さなくてもよかったのに。 そう言って泣き続けるファウを、 ウェズはただ、何も訊かずにきつく抱きしめていました。 心が砕けてしまわぬよう。涙に融けて流されて、消え去ってしまわぬように……。

漢だねぇ……(無粋


ウェズの胸で嗚咽を洩らしていたファウでしたが、 暫くして泣き止むと、ウェズにお礼を言います。 気が済んだわけではないけれども、泣かせてもらえて良かったと。 目尻を擦りながら、穏やかに微笑んで見せるファウ。 ですが、まだ悲しみは拭い去れていないように見えます。

「…無理はするな」

「苦しいのに、無理して笑わなくてもいい」

「だから泣きたい時は泣け。
  俺は…そんなお前を、責めたりはしない…



漢だねぇ……


ファウが悲しんでいても何も出来ない自分も無力だと、ウェズは言います。 そんなウェズの言葉を否定するファウ。 ウェズは、ただ傍にいてくれるだけでいい。 今まで自分はずっと一人だった。 だから、ウェズのように甘えられる人がずっとずっと欲しかったのかもしれない、と。

幼い頃に母親を亡くして、 薬師になるために故郷を捨ててまでハファザへとやってきたファウさん。 ただただ頼られるだけで、自分が頼れる人物など皆無だったんでしょう。 そんなファウさんにとってのウェズの温もりは…かけがえの無いものなのでしょうね。

更に言を続けるファウ。

「これからも…」

「これからも、今までみたいに甘えていいですか?」


なるほどね!(?


そしてえちぃシーン突入。


なるほどね!(!



翌朝、トレンディドラマも真っ青なウェズの態度。 でもそれは、感情表現が苦手なウェズゆえの行動でした。ふふり。

そして「はいっ、とってもっ」の破壊力再び。


うぅーむ……どうしようかな……。 第三章も佳境に入ってきた感じ。

もとより、物語の中心である第四章はネタばれしないようにしてやっていくつもりだったので。 なんか燃え尽きた(?)感もありますし、 そろそろ完全版プレイ日記を中断して朱の世界に没頭しようかな……。

とりあえず、時間的に今日はこれまで。 多分明日にはファウさんはクリアですね。  頑張るぞ、と。それでは。



2005年2月25日

どうやら皆さん「120円の春」は購入できたようで。 どうしようかな……積むの覚悟の上でAmazonで注文してしまうのも一つの手なんですよね。 ただ、先日親に貸した金がまだ返ってきていないので、 全財産が7000円という惨状……。 一人暮らしではないので食費などはかからないんですが、それにしてもこの額では3000円の出費は危険すぎる……。

こうなったら振り込め詐欺でもしてお金を稼ぐしか。

それで逮捕されたら偉い事ですよね。 「ギャルゲー欲しさに振り込め詐欺」とか新聞で見出しでて、 フジ○レビ(ぉ)のニュース番組でメッタメタに叩かれて。恐い恐い。


なんと日記の過去ログ、2月後半分だけで100KB突破しました。 っていうかもう130KB目前です。 手持ちのツールで測ってみたところ、画像も含めるとADSLでも全部表示するのに2秒以上、 ISDNだと20秒以上かかり、更にi-modeで表示すると1400円もかかる計算にっ!

デカっ!

しかもまだ4日分日記が入りますからねー…。  あぁ…このペースでSSがかけたならもう5,6話は進んでいたのに_| ̄|○


そうそう、昨日あの後「おまけ」のシーン回想を見たら第三章は残りイベントがあと1つだけである事が判明しました。 たったそれだけならば三章はプレイ日記全部やりましょう。 それで第四章から感想だけ述べていく形にしたいと思います。


んでは早速行ってみましょう。


心機一転、大河の旅へと出たファウとウェズ。 昨日の件もあってか、重いはずの荷も重く感じませんでした。

宿を出てから数刻後、二人は船上の途に就いていました。 大河を渡ることも、こんな大きな船に乗ることも初めてだったファウはとても楽しそうです。 ウェズが海はこの大河よりももっと凄いと話してやると、 興味津々なファウ。 この旅が終わったら、いつか海に案内してやると。 そしてお互いの故郷へと行ってみようと、そう二人は約束するのでした。


程なくして対岸へと辿り着きました。 そこには、ウェズにとっても珍しいものがいくつもあります。 そんな中でファウが目をつけたのは大きな貝殻。 あれを今度はウェズに彫って欲しいと言い出しますが、 それはとても手が出るような値段ではありません。 この貝は諦めるというファウに、ウェズはいつかきっと貝も彫ってやると約束しました。 ……きっと彫れないんだろうけれど(ノд`)

夜。宿で二人は今後について話し合います。 ウェズが言うには、2日ほど南下すればドゥムジの峰が見えるところまで行けるが、 街らしい街はもうこれから先どこにもないんだとか。 そして思い出すのはイスナの言葉……ルタの元を目指して帰ってきた者は一人もいない……。 改めて気を引き締めるファウなのでした。


翌朝、いつもより早めに起きたファウと共に手早く荷造りを追え、 最後の宿を後にする二人。 先に広がるのは荒涼たる砂の地ではなく、青々と草の茂る地でした。 ……なんとなく、この背景「銀色」の名無し達がいた山に似てる気がしますね。 絶対関係ありませんけど。

草があることが嬉しいのか、辺りを走り回るファウ。 と、何かに気付いたのか、ウェズに向かって呼びかけます。

「ねえ、ウェズさん、気付きました?」

「何にだ?」

「ここって、似てると思いません?」

Σ(゚д゚;)まさかっ

ってそんなわけなく、あのハファザの草場に似ているというファウ。 なんだか懐かしい、と。 そしてここで少し休んでいかないかというファウの提案。 ウェズもそれに賛成します。

ファウは草笛を吹きます。 ここ最近、草笛が吹けるような草がある所を歩いてきていなかったので吹けるか不安だった。 そして、なんだか帰ってきたなぁと感じると言うファウ。 ウェズもあの穏やかで暖かかった日々に思いをはせます。

「また、帰って来れるでしょうか…?」

ファウの口からこぼれた不安。 いつかきっと帰ってこれると答えるウェズに、笑顔で応えるファウ。 そして……帰ってこられたらウェズはどうするのかとウェズに尋ねます。

「も、もしですよ、
 もしウェズさんが、嫌でないのでしたら…」



おおぉっ?


「よかったら、薬師になってみませんか?」


そっちかぁっ!

なぜそんな事を訊くのかとウェズが聞き返すと、 以前細工職人にならないかと訊いたら断られたから。 でも薬師にならないかと訊いたのはそれだけではなくて…

「このまま、私のお手伝いをしてもらいたいな、なんて…」



なるほどね!



不安そうにどうか尋ねるファウに、「それも悪くない」と答えるウェズ。 そんなウェズの言葉に心から嬉しそうな笑顔を見せてくれるファウ。 あぁ…幸せだねぇ……幸せなのにねぇ……これは「朱」だもんねぇ……_| ̄|○

そうとなれば、とここで薬草摘みをして行こうと言うファウに、ウェズも賛同しました。

こうして、俺とファウはあの頃を思い起こしながら、
近くに生える薬草を摘み始めた。

俺達の心はあのハファザの草場へと飛んでいたが、
決して後ろばかり見ている訳ではない。

ドゥムジに行って、ルタにまみえ、
そしてまた再びあの地へと還って来る。

それから先のことも、俺の目には映っていた。




…………(ノд`)


夕方、二人はドゥムジの峰の前まで来ていました。 荒々しい岩肌に、まだ融け切らずに残っている白い雪。 その姿に「少し怖い」というファウでしたが、 ウェズに「怖れよりも強い意志があればきっと越えることが出来る」と励まされ、 決意を新たにするのでした。


まもなく日が完全に沈むという頃、 二人はドゥムジの山道の入り口までやって来ました。 ここで一晩明かすかどうかウェズが訊きますが、 ファウの答えは出来るだけ進みたいというもの。 それを了解したウェズは共に先を目指そうとしますが……

……





………






…………なっ







はっ、はぁああああああぁっっっ!!!!???


癒し!? あれが…あの力が癒しの力だと言うのか!?  あれで本当に癒されたと言えるのか?  そんな…あんな結末なんて…………。

ファウさん…………。


ということで、第三章終了……。 またしても